2022年02月10日
小型ハリケーンランタンのケースDIY 【前編】
今回の話題は 【前編】・【中編】・【後編】 の3回に分けて載せることにしたいと思います この記事は3回分中の最初【前編】になります
いくつかのYouTube動画を参考に OSSUNも“CAPTAIN STAG”の小型ハリケーンランタン用にケースを自作してみました
本当は“Petromax”の【HL1ストームランタン】用のケースを考えていたのですが 以前ランタンシェードを自作したとき【2021年04月28日ランタンシェードケース自作 【後編】】の経験で 最初に作った物はあちこち失敗したり悔やむ出来になることを学んだから 最初から本命用を作るのは避けました
いくつかのYouTube動画を参考に OSSUNも“CAPTAIN STAG”の小型ハリケーンランタン用にケースを自作してみました
本当は“Petromax”の【HL1ストームランタン】用のケースを考えていたのですが 以前ランタンシェードを自作したとき【2021年04月28日ランタンシェードケース自作 【後編】】の経験で 最初に作った物はあちこち失敗したり悔やむ出来になることを学んだから 最初から本命用を作るのは避けました
最近YouTubeでDIY動画を見ています キャンプ道具をDIYする人は結構多いですねぇ
自作で多いのは木製テーブルとかチェア そしてランタンケースです
OSSUNも【ランタンシェードケース自作】の経験から 最初はサイズが似ている鹿番長の【ランタン〈小〉(プロンズ)】用をまず作ってみることで 作業の段取りやらコツが掴めると考えたました
ではまずランタンのサイズを確認します
このランタンの化粧箱に記載のサイズは次のとおり
実測してみたところ そんなところのようですね
ではサイズに合わせて図面を作成します なおOSSUNのオリジナルとして底に引き出しを付けたいと思います
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます(以下図面同)
素材はYouTubeで見た動画で使っていた“Can★Do”の【35cm桐まな板】6枚です
オリジナルの“引き出し”は同じ“Can★Do”で買った【木板 約20×30cm】1枚から作ります 厚さ10mmです
“DAISO”では【MDF材】を購入
これらの素材から設計図に基づいてサイズどおり切り出し図を作成
【MDF材】で作るのは このケースにランタンを入れた時 “ぐらつかない”ようにする いわゆる“押さえ”になります
これらの素材から切り出すに当たって 大きめのノコギリ用【治具】を新たに作ることにしたので ホームセンターから板を買ってきました
ノコギリ用【治具】は以前【2021年02月11日DAISOメスティン用まな板 自作 【治具作製編】】でも作っていますが それだと長さが12cmしかないので 今回のDIYには小さ過ぎるんです
で今回作ったのがこれ 長さ30cmあります これなら大きめの素材も手持ちノコギリで真っ直ぐに切れるでしょう!
“直角”も前作より正確に出せました
それではまず【MDF材】と“引き出し用”木板に墨線を入れます
【円切りカッター】でサイズどおり丸く傷を付けておきます
“引き出し”用の“墨線”
引き出しの正面になる板には 指を引っ掛ける穴を開けます
カットを始めようとして気付きました ノコギリの刃よりも【治具】の長さがあるので ノコギリが引けません 刃が【治具】の磁石面に着いたまま動かせないんです 前作では動かせるよう考慮して作ったのに今回は忘れています アホです!(爆) 写真では前後に引けないので上下に引いています
仕方ないので【治具】の両端をカットしました 約半分の16cm余りになりました これじゃあ前に作った12cm物と大して変わらないんじゃネ!?(爆)
それでもノコギリを十分に引けるまでの長さになっていません
苦肉の策として ノコギリを磁石面に付けたまま曲げて引くことにしました 【治具】の効用はあるのか・・・? 何とか“Can★Do”の【35cm桐まな板】を6枚切り出しましたが ノコギリを手持ちで 同じ板を複数枚ピッタリ同じサイズに切るのは やっぱり難しいですねぇ
なお【35cm桐まな板】は四隅が面取りされて丸くなっているので 角を避けて切り出します
ところが【35cm桐まな板】を切りだそうとして切り出し線に対して治具の長さが 短辺はまだしも長辺では全く足りないことから 曲がらずに直線が切れるか不安になり・・・
12cmの治具もつなげて切ることにしました ってことは30cm治具をカットする必要あったんかい!? アホです!(爆)
電動工具の“丸のこ”を使えばこんなことにはならないのに・・・欲しくなってきた・・・
何はともあれ【35cm桐まな板】の切り出しが終わりました
“Can★Do”で買った【木板 約20×30cm】からの切り出しも済み “引き出し”の正面板に穴を開けます 細いビットで下穴を通してから15mmビットで開けます
すると導入口部がササクレてしまいました
ビットの出口部は 当て板のおかげでまあまあ綺麗に開きました
次は【MDF材】の丸い穴を開けていきます まず“36mm径”の穴は 持っているビット中 最も太い30mmビットで開け その穴を砥石で径を広げていきたいと思います
しかし砥石での作業はうまく削れず なかなか進みませんでした
サンドペーパーでも削っています
狙った径までは足りませんが妥協します そして半分にカットします
この部材はケース内でランタンの上部を挟み込んで“ぐらつき”を防止するものです
こんなイメージ
しかしカットした結果 こんなメクレが生じてしまいました 仕方ありません
径がまだ狭いのでヤスリで調整しますが なかなかピッタリな径になりませんでした
次は台座部分の円形を切り出します 使うのは随分昔に買った【サークルカッター】です
簡単に上手く切り出せました
この穴にランタンのタンク部をはめ込むことで“ガタつき”を防止しするんです ピッタリサイズで上手く行きました!
こんなに上手く行くんだったら 上部の円形も【サークルカッター】で切ればよかったなぁ・・・
ここで“はた”と気付きました 本来【35cm桐まな板】から部材として切り出すべき板を“当て木”に使ってしまっています ノコギリの傷跡でもう使い物になりません・・・
仕方ないのでもう一枚【35cm桐まな板】を買ってきましたよ まったく間が抜けています!(爆)
切り出した部材で仮組みしてみました
すると“あれっ” 出っ張ってる!
それに上部角一箇所がこんな状態!
木組みを互い違いに設計したのが間違いの元ですね 木組みは単純にするべきでした
部材を切り出した後ですから設計変更はできません 仕方なく板厚12mm分“出っ張ってる”部分については墨線を引いてカットしました
角の欠落部は端材をサイコロ状にカットしてボンドで埋めました
次は 【MDF材】で作ったランタンの上部を挟み込んで“ぐらつき”を防止する板をケース本体に取り付けるレールです
これには “何かに使えるだろう”と取っておいた“A1”サイズの展示用パネルの“アルミフレーム枠”が【MDF材】の厚さ6mmにピッタリだったのでこれを使うことにしました
これを側板の幅を考慮した長さに切断しました
これで部材の準備が終わりました また仮組みしてみます
組み合わせ具合はいいようです
では組み合わせる前に各パーツを塗装していきます
【中編】へ続く
自作で多いのは木製テーブルとかチェア そしてランタンケースです
OSSUNも【ランタンシェードケース自作】の経験から 最初はサイズが似ている鹿番長の【ランタン〈小〉(プロンズ)】用をまず作ってみることで 作業の段取りやらコツが掴めると考えたました
ではまずランタンのサイズを確認します
このランタンの化粧箱に記載のサイズは次のとおり
実測してみたところ そんなところのようですね
ではサイズに合わせて図面を作成します なおOSSUNのオリジナルとして底に引き出しを付けたいと思います
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます(以下図面同)
素材はYouTubeで見た動画で使っていた“Can★Do”の【35cm桐まな板】6枚です
オリジナルの“引き出し”は同じ“Can★Do”で買った【木板 約20×30cm】1枚から作ります 厚さ10mmです
“DAISO”では【MDF材】を購入
これらの素材から設計図に基づいてサイズどおり切り出し図を作成
【MDF材】で作るのは このケースにランタンを入れた時 “ぐらつかない”ようにする いわゆる“押さえ”になります
これらの素材から切り出すに当たって 大きめのノコギリ用【治具】を新たに作ることにしたので ホームセンターから板を買ってきました
ノコギリ用【治具】は以前【2021年02月11日DAISOメスティン用まな板 自作 【治具作製編】】でも作っていますが それだと長さが12cmしかないので 今回のDIYには小さ過ぎるんです
で今回作ったのがこれ 長さ30cmあります これなら大きめの素材も手持ちノコギリで真っ直ぐに切れるでしょう!
“直角”も前作より正確に出せました
それではまず【MDF材】と“引き出し用”木板に墨線を入れます
【円切りカッター】でサイズどおり丸く傷を付けておきます
“引き出し”用の“墨線”
引き出しの正面になる板には 指を引っ掛ける穴を開けます
カットを始めようとして気付きました ノコギリの刃よりも【治具】の長さがあるので ノコギリが引けません 刃が【治具】の磁石面に着いたまま動かせないんです 前作では動かせるよう考慮して作ったのに今回は忘れています アホです!(爆) 写真では前後に引けないので上下に引いています
仕方ないので【治具】の両端をカットしました 約半分の16cm余りになりました これじゃあ前に作った12cm物と大して変わらないんじゃネ!?(爆)
それでもノコギリを十分に引けるまでの長さになっていません
苦肉の策として ノコギリを磁石面に付けたまま曲げて引くことにしました 【治具】の効用はあるのか・・・? 何とか“Can★Do”の【35cm桐まな板】を6枚切り出しましたが ノコギリを手持ちで 同じ板を複数枚ピッタリ同じサイズに切るのは やっぱり難しいですねぇ
なお【35cm桐まな板】は四隅が面取りされて丸くなっているので 角を避けて切り出します
ところが【35cm桐まな板】を切りだそうとして切り出し線に対して治具の長さが 短辺はまだしも長辺では全く足りないことから 曲がらずに直線が切れるか不安になり・・・
12cmの治具もつなげて切ることにしました ってことは30cm治具をカットする必要あったんかい!? アホです!(爆)
電動工具の“丸のこ”を使えばこんなことにはならないのに・・・欲しくなってきた・・・
何はともあれ【35cm桐まな板】の切り出しが終わりました
“Can★Do”で買った【木板 約20×30cm】からの切り出しも済み “引き出し”の正面板に穴を開けます 細いビットで下穴を通してから15mmビットで開けます
すると導入口部がササクレてしまいました
ビットの出口部は 当て板のおかげでまあまあ綺麗に開きました
次は【MDF材】の丸い穴を開けていきます まず“36mm径”の穴は 持っているビット中 最も太い30mmビットで開け その穴を砥石で径を広げていきたいと思います
しかし砥石での作業はうまく削れず なかなか進みませんでした
サンドペーパーでも削っています
狙った径までは足りませんが妥協します そして半分にカットします
この部材はケース内でランタンの上部を挟み込んで“ぐらつき”を防止するものです
こんなイメージ
しかしカットした結果 こんなメクレが生じてしまいました 仕方ありません
径がまだ狭いのでヤスリで調整しますが なかなかピッタリな径になりませんでした
次は台座部分の円形を切り出します 使うのは随分昔に買った【サークルカッター】です
簡単に上手く切り出せました
この穴にランタンのタンク部をはめ込むことで“ガタつき”を防止しするんです ピッタリサイズで上手く行きました!
こんなに上手く行くんだったら 上部の円形も【サークルカッター】で切ればよかったなぁ・・・
ここで“はた”と気付きました 本来【35cm桐まな板】から部材として切り出すべき板を“当て木”に使ってしまっています ノコギリの傷跡でもう使い物になりません・・・
仕方ないのでもう一枚【35cm桐まな板】を買ってきましたよ まったく間が抜けています!(爆)
切り出した部材で仮組みしてみました
すると“あれっ” 出っ張ってる!
それに上部角一箇所がこんな状態!
木組みを互い違いに設計したのが間違いの元ですね 木組みは単純にするべきでした
部材を切り出した後ですから設計変更はできません 仕方なく板厚12mm分“出っ張ってる”部分については墨線を引いてカットしました
角の欠落部は端材をサイコロ状にカットしてボンドで埋めました
次は 【MDF材】で作ったランタンの上部を挟み込んで“ぐらつき”を防止する板をケース本体に取り付けるレールです
これには “何かに使えるだろう”と取っておいた“A1”サイズの展示用パネルの“アルミフレーム枠”が【MDF材】の厚さ6mmにピッタリだったのでこれを使うことにしました
これを側板の幅を考慮した長さに切断しました
これで部材の準備が終わりました また仮組みしてみます
組み合わせ具合はいいようです
では組み合わせる前に各パーツを塗装していきます
【中編】へ続く
自作パイプラックのクランプ交換
蚊取り線香缶を小細工 【後編】
蚊取り線香缶を小細工 【前編】
キャンプで使える【小型石油ストーブ】購入!
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 前編 】
蚊取り線香缶を小細工 【後編】
蚊取り線香缶を小細工 【前編】
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【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 前編 】
この記事へのコメント
ossunさん、こんにちは。
桐箱入りのランタンとは大変結構な物をお作りですねえ!
オイルランタンって倒すと漏れるのが前提ですから土台で固定するような穴あきは良いアイデアです、私のランタンもなにか考えてみたいと思います。
が、しかしですねえ・・・私木工が苦手なんですよ。中学時代女子は家庭科、男子は工作みたいに分かれて授業がありましたが満足に完成させた記憶がありません(汗
桐箱入りのランタンとは大変結構な物をお作りですねえ!
オイルランタンって倒すと漏れるのが前提ですから土台で固定するような穴あきは良いアイデアです、私のランタンもなにか考えてみたいと思います。
が、しかしですねえ・・・私木工が苦手なんですよ。中学時代女子は家庭科、男子は工作みたいに分かれて授業がありましたが満足に完成させた記憶がありません(汗
Posted by 凍人 at 2022年02月11日 12:14
>凍人さん
こんにちは~
土台の固定は 実はYouTubeの受け売りです
確かに昔はオイルランタンを倒して何度も車の中を石油臭くした経験があります それから給油は設営してからにしています
ところで“木工が苦手”っていう訳はないでしょう あの私のオピネルの柄を芸術作品にまでしていただいた技をお持ちなんですから!
中学時代に使っていた木工工具 今でも実家に残っていました 使える物は使っていこうと思います
こんにちは~
土台の固定は 実はYouTubeの受け売りです
確かに昔はオイルランタンを倒して何度も車の中を石油臭くした経験があります それから給油は設営してからにしています
ところで“木工が苦手”っていう訳はないでしょう あの私のオピネルの柄を芸術作品にまでしていただいた技をお持ちなんですから!
中学時代に使っていた木工工具 今でも実家に残っていました 使える物は使っていこうと思います
Posted by OSSUN at 2022年02月11日 13:28