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2025年03月27日

Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】

前編】からの続きです

Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】


切り出した“ステンレス板”は 耐水ペーパーで切断線のバリ取りと 軽く角の面取りをしておきます
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
ステンレス板を貼り付ける前に【風防deカセットコンロ】の汚れを落としておきます
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
洗った後は 水分を拭き取り乾燥させます
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
水分が無くなったら いよいよステンレス板の貼り付けです
【風防deカセットコンロ】を逆さまにし 貼り付ける時にステンレス板が“はみ出ない”よう端材でストッパーにします
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
“裏紙”を剥がしながら【風防deカセットコンロ】に貼り付けていきます
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
貼り付け完了!
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
30㎝四方のステンレス板一枚から作ったので 反射板は【風防deカセットコンロ】の中央の4枚と空気取り入れ穴がある両端の各一枚に33㎜幅の板を各2枚づつ貼っています

では反射板が付いた【風防deカセットコンロ】でアルコールストーブを燃焼させ 反射板が無かったときと比較してみようと思います
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
しかし 上掲の写真で分かるように 二日前の実験のときは点火前の気温が15.1℃でしたが この日の点火前の気温は27.9℃と 条件が違いすぎます

なので今回の実験は中止することにしました

ではどうやって反射板の効果を確かめるのか?しばらくYouTubeを見ながら考えていました
そこでまず通常の“焚き火リフレクター”と同じように 風防板全部に反射板を貼り付けることにしました ステンレス板はもう一枚のこっているしね!

イメージ図を改訂
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
前回と同じ図面で切り出し・・・
【再掲】
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
【風防deカセットコンロ】の風防板全面にステンレス板を貼り付けました
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
効果の検証は ベランダでの中途半端な実験ではなく フィールドに出て実際に焚き火をやって行おうと思います

なお転倒防止用に30㎝ペグを2本購入しました @¥492 × 2本 = ¥984 でした
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【風防deカセットコンロ】の“高さ”が【26.3㎝】なので このペグなら4㎝弱ほど地面に打ち込んで固定できます
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“4㎝弱ほど地面に打ち込める”と思ったのですが 図面を引いてみたところ【2㎝】しか打ち込めないことが判明しました・・・相変わらずのアホです!
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
“2㎝”というのは心許ないですね・・・
ちなみにその事実が分かったのは検証後です

さて【焚き火リフレクター】の検証のためにやって来たのは 山形市の馬見ヶ崎川河川敷にある“唐松観音多目的広場”です

ここにセッティングしました
30分間の温度変化を観察します
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
今思えば 確かに打ち込み“深さ”が浅いと感じていました
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13:30 気温23.2℃ 時点で点火
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2分足らず経過で温度が0.8℃上昇
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随時温度変化を見ていきます
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点火から約15分で 30.0℃ を超えました
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この日の最高温度 30.3℃ を記録しました
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しかし その後は温度が下がり始めました
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29.5℃ まで盛り返しました
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検証終了の30分経過後の時点で 29.5℃ でした
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次は反射板の無い状態で検証です
まず【Camping moon 焚き火台】から熾火を“火消し壷”に取り除きます
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最初の検証を始めた時の温度23.2℃に冷(さ)めるまで待ちます
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では【リフレクター】を裏返して反射板が無い状態にします
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やっと“23℃台”になりました
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この時点で点火しました
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2分経過しましたが温度は逆に下がっています 最初の検証時よりも周辺の気温自体が下がったのかもしれません
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
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点火から13分経過したところで 26.9℃ 凡そ4℃上がりました
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更に2分経過したところですが温度は 26.9℃ のままです
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更に5分経過しましたが 温度は0.2℃しか上がっていません
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
約4分半経過して温度は0.9℃上昇 点火から24分半で凡そ5℃しか上がっていません
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
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その後また4分経過して温度が30℃に近づいてきました
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タイムアップ! 点火から30分経過したところの温度は29.7℃です
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30℃には届きませんでした

温度経過をグラフにしてみました
反射板ありでは点火後15分余りで30℃に達していましたが・・・
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます
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反射板無しでは点火後20分近く経過しても27℃余りしかありません
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
今回の比較実験のやり方では 薪のくべ方や燃え方等も全く同じではないので これが温度の上昇に影響しているだろうと思われます

従って この結果が反射板の効果と言えるかは いささか疑問も残ります 

また体感的にも 反射板の差はあまり感じられませんでした これはリフレクターとしての高さが低いので 熱の反射が上半身に伝わってこなかったからかも知れません

でも点火後15分余りで30℃になったのは 反射板を付けた効果だと思いたいですね!

今回もまた 作業過程を楽しんだだけの自己満足で終わったかも知れません
なお 掛かった経費は次のとおり¥3,000足らずでした
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まあ30㎝ペグは役に立たなそうなので まだ73㎝残っているアルミ棒から転倒防止用の棒を作りました
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Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
これなら6㎝近く地面に差し込めるので安定度が高まることだと思います

おしまい

編集後記
後日 また唐松観音多目的広場でアルミ棒を試してみましたが 地中の石か何かに当たって曲がってしまいました やっぱりアルミじゃ弱いようです 別の方法を模索します・・・
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】



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この記事へのコメント
ossunさんこんばんは!

熱の反射は光の反射と同じなんですかねえ、いやねランタンの明るさを増幅したくていろいろしたけど思うような効果は難しかったですねえ。
でも昔も暗い部屋を鏡の反射を利用して明るさを導いたなんて話しもあるんだけどね。おそらく集中と拡散が問題だったのかと思いますが。

おかげで楽しめありがとうございました。
Posted by 凍人 at 2025年04月01日 22:24
>凍人さん
こんばんは~
“反射”については 皆さんいろいろ考えているんですねぇ
“集中と拡散”て 何か難しそうです

とにかく楽しめたのであれば幸いです (^o^)/
Posted by OSSUN at 2025年04月03日 00:52
 
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