2023年08月31日
【フック付き伸縮ゴムバンド】リニューアル
タープ設営においてガイロープ代わりに補助的に使っている【フック付き伸縮ゴムバンド】 ゴムが伸びきっている物をリニューアルしました
意外に難しくはありませんでした
※なおこのゴムバンドはメーカーによって名称が異なりますので 本ブログでは【フック付き伸縮ゴムバンド】と呼称します
意外に難しくはありませんでした
※なおこのゴムバンドはメーカーによって名称が異なりますので 本ブログでは【フック付き伸縮ゴムバンド】と呼称します
【フック付き伸縮ゴムバンド】はゴムバンドの両端に金属製フックが付いているものです
現在残っているゴムバンドを並べてみました 計12本です
1991年8月のファミリーキャンプの写真に既に【フック付き伸縮ゴムバンド】が写っていますので この頃に購入した物だと思います
片方のフックをタープのグロメットに掛けて もう片方をペグに固定すれば 適度なテンションが掛かりタープを皺無く張ることができるので 地面との距離が短い場合は ガイロープ(張り綱)よりはこちらの方が便宜です
なので現在でも現役で使っています 先日の【2023年08月03日今年は【寒河江市いこいの森】から始動】でも利用しました
なお地面すれすれの時はこちらを使います
こんな具合
もう30年以上使ってきたんだと 今更ながら感慨深いです
現在残っている一本の【フック付き伸縮ゴムバンド】の“フック”部に貼ってあったタグを見ると【ICI石井スポーツ】とあります 同店は 昔 仙台駅東口側のビル1階にありましたね・・・
そんな長期間使ってきたためか ゴムが伸びきってしまい伸縮性がなくなったゴムバンドが出てきました
現時点で残っている【フック付き伸縮ゴムバンド】を並べてみました
写真中 右から①~⑦までの内 ゴムの伸縮性に問題無いのは①と⑦だけでした
なお各バンドの両端フック間の現在の概算の長さは次のとおり
①…134cm ②…123cm ③…81cm ④…65cm ⑤…70cm ⑥…60cm ⑦…50cm
これらのバンド中 ③~⑥については 元々⑦のサイズである【50cm】だったのではないかと思われます 頻繁に使ったことからゴムが延びきってしまったと推察しています
そんなある日ホームセンター【dcm】で似たような【ゴムバンド】を見つけました
商品タグです
ただこれは“フック”部が二本棒の形状となっています 念のため使えるかどうか確かめるため一本購入してみました これが新規購入した物の“フック”
こちらは従前から使っている【ゴムバンド】の“フック”です
新しい【ゴムバンド】の“フック”は金属棒が二本になっています
しかし これだとタープのグロメットに入らな~い!
【EVERNEW Tarp TC4 コクーン】のグロメット内径を測ってみると【8mm】です
なお 他のタープを測ったところでも グロメット内径は全て同じ【8mm】でした
“リッチウェル”【ヘキサゴンタープ(小)】
“snowpeak”【タープルーフ】
これに対して【二本棒フック】の幅は10mm余り これじゃあ入る訳ありません!
グロメットに入らないのでは使えな~い!
ちなみに前掲写真中①の一本棒フックの径は測る箇所により【4~5mm弱】でした なのでタープグロメット【8mm】には余裕で入ります
これじゃ10mmもある【二本棒フック】は使えない! と諦めていました
しかしあるとき “そうだ!”っと ひらめき ました
伸びきったゴムバンドだけを交換すればいいんじゃネ!?
従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】から延びきったゴムバンドを除去し 新しい【フック付き伸縮ゴムバンド】のゴムバンドを従前のフックに取り付けるってこと!
単純な発想ですが これを思いついたのが何か嬉しい!
ではまず 従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】から延びきったゴムバンドを除去します ゴムバンドの片側をフックの根元から突き出します
フックのストッパーになっているゴムバンドの結び目を切り取ります
これでフックを抜き取れます
片側だけの結び目をカットするだけで 反対側のフックもここから抜けます
これで従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】からフック部だけを取り外しました
同じ方法で 新しい【フック付き伸縮ゴムバンド】から【二本棒フック】を抜き取ります
この新しいゴムバンドの切り口は“ほつれて”こないよう ライターで炙っておくのは必須です
新旧のフック部です 上段が従前のものです
では新しいゴムバンドに従前のフックを通します
次はフックが抜け落ちないよう 切り口部に結び目を作ります
結び目を作る側の端を折り返して“ミニバイス”に固定します
そして折り返し部を“ステンレス針金”で固定します 屋外で使うものなので錆びない材質を選びました
これで折り返し部を“グルグル巻き”にして固定します
余分な針金をペンチで切って完成です これでフックから抜け出てしまうことはありません
ただ 折り返し部から締め付け部までが少し長くなったため・・・
フック根元からちょっと出っ張りますが仕方ない
この方法で計3本リニューアルしました
なお“23cm”の物は 本作業前にうまく作れるかどうかの実験のために試作したものです
これで 延びきって老朽化した【フック付き伸縮ゴムバンド】を復活させることができました~♫
これで老朽化した従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】を 今後も使い続けられますね!
おしまい
編集後記
【フック付き伸縮ゴムバンド】を探し回っていたころ 従前のフックと同じ【一本棒フック】付きのゴムバンドを二箇所のホームセンターで見つけました
まず【dcm】で見つけたこれ
これは70cmのゴムバンドがそれぞれその中央部でプラスチック製の器具で繋げられた物でした 何らかの梱包用のゴムバンドとして売られていたと思います
それを購入後に中央部の器具を取り外して それぞれ70cmの【フック付き伸縮ゴムバンド】として独立させました
ただフックの鉄棒の径が従前の物より若干細身でしたが タープのガイロープ代わりとして何ら支障ありません
購入フックの棒径は4mmですね
リニューアルした従前フックの棒径は測る箇所により【4~5mm弱】くらいでしょうか 最も太いフックです
その後 このホームセンターでは“一本棒フック”の【フック付き伸縮ゴムバンド】は見たことがありません
他のホームセンター【CAINZ】も見に行ったところ“一本棒フック”が付いたゴムバンドが見つかりました トラ柄です
フックの棒径も【3.8mm】と4mm弱の太さがあるので使えますね
しかし どこのホームセンターでも “フック付き伸縮ゴムバンド”のフックは二本棒フックが大多数でした 今後は【二本棒フック付き伸縮ゴムバンド】だけになるんでしょうかねぇ・・・
なお“ダイソー”でも【フック付き伸縮ゴムバンド】を売っているのが分かりました
しかし見てみると“フック部”の金属棒の径が細過ぎるんじゃネ?
購入してフック棒の径を測ってみたところ・・・【2.7mm】くらいでした
この太さでは 強風にタープが煽られた時に耐えられるのか心配な感じがしますねぇ【OSSUNの個人的意見です】
現在残っているゴムバンドを並べてみました 計12本です
1991年8月のファミリーキャンプの写真に既に【フック付き伸縮ゴムバンド】が写っていますので この頃に購入した物だと思います
片方のフックをタープのグロメットに掛けて もう片方をペグに固定すれば 適度なテンションが掛かりタープを皺無く張ることができるので 地面との距離が短い場合は ガイロープ(張り綱)よりはこちらの方が便宜です
なので現在でも現役で使っています 先日の【2023年08月03日今年は【寒河江市いこいの森】から始動】でも利用しました
なお地面すれすれの時はこちらを使います
こんな具合
もう30年以上使ってきたんだと 今更ながら感慨深いです
現在残っている一本の【フック付き伸縮ゴムバンド】の“フック”部に貼ってあったタグを見ると【ICI石井スポーツ】とあります 同店は 昔 仙台駅東口側のビル1階にありましたね・・・
そんな長期間使ってきたためか ゴムが伸びきってしまい伸縮性がなくなったゴムバンドが出てきました
現時点で残っている【フック付き伸縮ゴムバンド】を並べてみました
写真中 右から①~⑦までの内 ゴムの伸縮性に問題無いのは①と⑦だけでした
なお各バンドの両端フック間の現在の概算の長さは次のとおり
①…134cm ②…123cm ③…81cm ④…65cm ⑤…70cm ⑥…60cm ⑦…50cm
これらのバンド中 ③~⑥については 元々⑦のサイズである【50cm】だったのではないかと思われます 頻繁に使ったことからゴムが延びきってしまったと推察しています
そんなある日ホームセンター【dcm】で似たような【ゴムバンド】を見つけました
商品タグです
ただこれは“フック”部が二本棒の形状となっています 念のため使えるかどうか確かめるため一本購入してみました これが新規購入した物の“フック”
こちらは従前から使っている【ゴムバンド】の“フック”です
新しい【ゴムバンド】の“フック”は金属棒が二本になっています
しかし これだとタープのグロメットに入らな~い!
【EVERNEW Tarp TC4 コクーン】のグロメット内径を測ってみると【8mm】です
なお 他のタープを測ったところでも グロメット内径は全て同じ【8mm】でした
“リッチウェル”【ヘキサゴンタープ(小)】
“snowpeak”【タープルーフ】
これに対して【二本棒フック】の幅は10mm余り これじゃあ入る訳ありません!
グロメットに入らないのでは使えな~い!
ちなみに前掲写真中①の一本棒フックの径は測る箇所により【4~5mm弱】でした なのでタープグロメット【8mm】には余裕で入ります
これじゃ10mmもある【二本棒フック】は使えない! と諦めていました
しかしあるとき “そうだ!”っと ひらめき ました
伸びきったゴムバンドだけを交換すればいいんじゃネ!?
従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】から延びきったゴムバンドを除去し 新しい【フック付き伸縮ゴムバンド】のゴムバンドを従前のフックに取り付けるってこと!
単純な発想ですが これを思いついたのが何か嬉しい!
ではまず 従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】から延びきったゴムバンドを除去します ゴムバンドの片側をフックの根元から突き出します
フックのストッパーになっているゴムバンドの結び目を切り取ります
これでフックを抜き取れます
片側だけの結び目をカットするだけで 反対側のフックもここから抜けます
これで従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】からフック部だけを取り外しました
同じ方法で 新しい【フック付き伸縮ゴムバンド】から【二本棒フック】を抜き取ります
この新しいゴムバンドの切り口は“ほつれて”こないよう ライターで炙っておくのは必須です
新旧のフック部です 上段が従前のものです
では新しいゴムバンドに従前のフックを通します
次はフックが抜け落ちないよう 切り口部に結び目を作ります
結び目を作る側の端を折り返して“ミニバイス”に固定します
そして折り返し部を“ステンレス針金”で固定します 屋外で使うものなので錆びない材質を選びました
これで折り返し部を“グルグル巻き”にして固定します
余分な針金をペンチで切って完成です これでフックから抜け出てしまうことはありません
ただ 折り返し部から締め付け部までが少し長くなったため・・・
フック根元からちょっと出っ張りますが仕方ない
この方法で計3本リニューアルしました
なお“23cm”の物は 本作業前にうまく作れるかどうかの実験のために試作したものです
これで 延びきって老朽化した【フック付き伸縮ゴムバンド】を復活させることができました~♫
これで老朽化した従前の【フック付き伸縮ゴムバンド】を 今後も使い続けられますね!
おしまい
編集後記
【フック付き伸縮ゴムバンド】を探し回っていたころ 従前のフックと同じ【一本棒フック】付きのゴムバンドを二箇所のホームセンターで見つけました
まず【dcm】で見つけたこれ
これは70cmのゴムバンドがそれぞれその中央部でプラスチック製の器具で繋げられた物でした 何らかの梱包用のゴムバンドとして売られていたと思います
それを購入後に中央部の器具を取り外して それぞれ70cmの【フック付き伸縮ゴムバンド】として独立させました
ただフックの鉄棒の径が従前の物より若干細身でしたが タープのガイロープ代わりとして何ら支障ありません
購入フックの棒径は4mmですね
リニューアルした従前フックの棒径は測る箇所により【4~5mm弱】くらいでしょうか 最も太いフックです
その後 このホームセンターでは“一本棒フック”の【フック付き伸縮ゴムバンド】は見たことがありません
他のホームセンター【CAINZ】も見に行ったところ“一本棒フック”が付いたゴムバンドが見つかりました トラ柄です
フックの棒径も【3.8mm】と4mm弱の太さがあるので使えますね
しかし どこのホームセンターでも “フック付き伸縮ゴムバンド”のフックは二本棒フックが大多数でした 今後は【二本棒フック付き伸縮ゴムバンド】だけになるんでしょうかねぇ・・・
なお“ダイソー”でも【フック付き伸縮ゴムバンド】を売っているのが分かりました
しかし見てみると“フック部”の金属棒の径が細過ぎるんじゃネ?
購入してフック棒の径を測ってみたところ・・・【2.7mm】くらいでした
この太さでは 強風にタープが煽られた時に耐えられるのか心配な感じがしますねぇ【OSSUNの個人的意見です】
クッカークリップをミニクリップにしてみました 【 後編 】
クッカークリップをミニクリップにしてみました 【 前編 】
WG火器の虫干し
ソロキャンプで使うタープポール考 【 後編 】
ソロキャンプで使うタープポール考 【 前編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
クッカークリップをミニクリップにしてみました 【 前編 】
WG火器の虫干し
ソロキャンプで使うタープポール考 【 後編 】
ソロキャンプで使うタープポール考 【 前編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
この記事へのコメント
ossunさん、おはようございます!
当地も毎日暑くてまいっちゃいますが今日はおふくろのショートステイの日なので多少気掛かりですがキャンプと決めています(笑
テントやタープの張綱はゴムがいい場合が多いように思いますが、特にタープだとそう感じますね。まあ私の場合はどっちも小型なので小手先の工夫で済みますが(笑
私の悪い癖で「まあ無くてもいいか」で道具類はさっぱり増えません、 ossunさんを見習うように心掛けてみますが無理かなあ(爆
当地も毎日暑くてまいっちゃいますが今日はおふくろのショートステイの日なので多少気掛かりですがキャンプと決めています(笑
テントやタープの張綱はゴムがいい場合が多いように思いますが、特にタープだとそう感じますね。まあ私の場合はどっちも小型なので小手先の工夫で済みますが(笑
私の悪い癖で「まあ無くてもいいか」で道具類はさっぱり増えません、 ossunさんを見習うように心掛けてみますが無理かなあ(爆
Posted by 凍人 at 2023年09月01日 08:04
>凍人さん
おばん方で~す このところの天気予報では「例年より気温が7~8℃高い」というフレーズを聞く日が続く毎日です
くれぐれもご自身のご健康にご留意するのはもちろんですが 御母堂さまのご健康にもご留意されご健勝となりますよう祈念しています
ところで張り綱は“自在”を使って長さ調整する必要もあり 扱いが面倒ですから 【フック付き伸縮ゴムバンド】を使うことで簡単スムーズにタープが張れると思います
道具が増えないのは「悪い癖」ではないと思いますよ 私の方が安いと直ぐ購入してしまうという 悪い癖があると思います
もっとお金を掛けずに楽しむ方法を模索してみま~す♫
おばん方で~す このところの天気予報では「例年より気温が7~8℃高い」というフレーズを聞く日が続く毎日です
くれぐれもご自身のご健康にご留意するのはもちろんですが 御母堂さまのご健康にもご留意されご健勝となりますよう祈念しています
ところで張り綱は“自在”を使って長さ調整する必要もあり 扱いが面倒ですから 【フック付き伸縮ゴムバンド】を使うことで簡単スムーズにタープが張れると思います
道具が増えないのは「悪い癖」ではないと思いますよ 私の方が安いと直ぐ購入してしまうという 悪い癖があると思います
もっとお金を掛けずに楽しむ方法を模索してみま~す♫
Posted by OSSUN at 2023年09月01日 18:13