2024年09月12日
クッカークリップをミニクリップにしてみました 【 後編 】
細引きの末端はライターで溶かし 冷えないうちにカッターの刃に押し当てて径を広げます

本体の穴から抜けないことを確認します

細引きをピンのリングに通し・・・

適当な長さで結びつけ 結び目をライターで少し炙って溶かし 解けないようにします

これで完成なんですが・・・

【メスティンポット】を“くわえた”状態で保持することができません

【メスティンポット】を“くわえる”と ポットの板厚の分だけ【ミニクッカークリップ】の横の穴の位置がズレてしまい ピンが通らない!

そのため ポットをしっかり“くわえた”状態を保持することがでず 手を離すと口が開いたままになってしまう
これはマズイ! ピン方式は使えないな!!
ではどうするか?
やっぱり“winpy-jijii”さんのやり方と同じ【ショックコード】を使う方法にします
細引きを通していた下側のハンドルの穴に【ショックコード】を通し 輪になった部分を上側ハンドルに掛けて押さえる という方法です
そのため【ショックコード】が外れないよう 上側ハンドルの一部を反り返らせます
こんなイメージです

【ミニルーター】に この先端ビットを取り付けます


墨線を引いたハンドルをバイスにセット


しかし二本の切り込み線を入れる必要があるところ 上掲の写真中 上の一本は切り込みできたのですが 下の線を切り込もうとしたところ【ミニルーター】が動かなくなってしまいました
【ミニルーター】って 使うのにいろいろ制約があり 15分以上使うな とか 15分使ったら15分休ませろとか でも夢中でやっていると15分なんて知らないうちに過ぎていますから~!

15分も待っていられないので“DAISO”の【フレームのこ】再登場

切り込みが入りました

【アンビル】に乗せ 細身のカナヅチで叩いて“反り返り”を作ります

傷だらけですが まあこんな感じになりました

ヤスリ掛けし磨けば綺麗になるんでしょうが 面倒なのでこのまま行きます!

この時点でピン付き細引きを外しました

なお“@¥63/m”で買ってきた【ショックコード】は3mm径で これを輪にした2本分計6mmを下側のハンドルの穴に通す必要があるところ 穴の径は3mmですからこの穴を広げる必要があります

“ドリルビット”は3.5mmを使って穴を拡張し 更にドリルを動かして気持ち長細い穴にしてみました

もちろん“バリ取り”もしておきます

拡張した“穴”に【ショックコード】を二重にして通します

【ショックコード】を結んで“穴”から抜けないようにするのですが “穴”の付け根に抜け防止の【ワッシャー】を付けておきます


適当な長さで“輪”を作り 結び目が解けないようライターで軽く炙って溶かして固めます

“輪”が長過ぎると留めることができなくなるので注意です

【ミニクッカークリップ】が完成しました これで対象物を“くわえた”状態で保持できます
ピン方式よりもスッキリしてスマートですね 【ショックコード】式にして正解でした

【メスティンポット】にもスッキリとスタッキングできます

ところで【ミニクッカークリップ】をスタッキングした【メスティンポット】を 更にスタッキングする【メスティン】はどれにするか
持っているアルミの【メスティン】の内の5種類について 【メスティンポット】がスタッキングできるか検証してみます
①DAISO メスティン1合 フッ素加工
②DAISO メスティン(ハンドル付)
③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
④DAISO メスティン1.5合
⑤TrangiaメスティンTR-210

まず各メスティンのサイズを手計測しました 取説にあるサイズでは計測場所が各商品でバラバラと思われたので自分で計測しました

上掲の表で分かるとおり【メスティンポット】の“高さ”をクリアするのは③~⑤のメスティンです
まあ【メスティンポット】の化粧箱にも『メスティン 1.5合(別売)に2個入るサイズです』と謳っているとおり DAISOメスティン1.5合のサイズに合わせて作られているんですねぇ・・・

実際に各メスティンに【メスティンポット】を入れてみます
①DAISO メスティン1合 フッ素加工
【メスティンポット】の“高さ”が12mmほどオーバーしています
当然蓋は閉まりません

②DAISO メスティン ハンドル付
上掲のメスティンと同じサイズですがオーバーしている“高さ”は11mmでした 蓋はやっぱり閉まりません
フッ素加工の分だけ①は板厚があるのかもしれません

③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
これは④と同じサイズなので【メスティンポット】が入ります

2mmほどメスティンの縁からオーバーしていますが 蓋はちゃんと閉まりました
やっぱり“フッ素加工”のため④とサイズは同じでも差があるようです

④DAISO メスティン1.5合
このメスティンに合わせて【メスティンポット】が作られています ③とサイズは同じですが縁から出ているのは1mmほどです もちろん蓋は閉まりました


⑤TrangiaメスティンTR-210
縁から7mmほど出ていますが これでも蓋はキチンと閉まりました


まあ【メスティンポット】をスタッキングできるメスティンは 今のところ
③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
④DAISO メスティン1.5合
⑤TrangiaメスティンTR-210
の三つですが OSSUNが普段使いしているのは③のメスティンなので これにスタッキングしてフィールドに持ち出すことになると思います

おしまい
編集後記
“フィールドに持ち出す”のは良いとしても フィールドでどのように使うかはまだ良い案が浮かびません(爆)

本体の穴から抜けないことを確認します

細引きをピンのリングに通し・・・

適当な長さで結びつけ 結び目をライターで少し炙って溶かし 解けないようにします

これで完成なんですが・・・

【メスティンポット】を“くわえた”状態で保持することができません

【メスティンポット】を“くわえる”と ポットの板厚の分だけ【ミニクッカークリップ】の横の穴の位置がズレてしまい ピンが通らない!

そのため ポットをしっかり“くわえた”状態を保持することがでず 手を離すと口が開いたままになってしまう
これはマズイ! ピン方式は使えないな!!
ではどうするか?
やっぱり“winpy-jijii”さんのやり方と同じ【ショックコード】を使う方法にします
細引きを通していた下側のハンドルの穴に【ショックコード】を通し 輪になった部分を上側ハンドルに掛けて押さえる という方法です
そのため【ショックコード】が外れないよう 上側ハンドルの一部を反り返らせます
こんなイメージです

【ミニルーター】に この先端ビットを取り付けます


墨線を引いたハンドルをバイスにセット


しかし二本の切り込み線を入れる必要があるところ 上掲の写真中 上の一本は切り込みできたのですが 下の線を切り込もうとしたところ【ミニルーター】が動かなくなってしまいました
【ミニルーター】って 使うのにいろいろ制約があり 15分以上使うな とか 15分使ったら15分休ませろとか でも夢中でやっていると15分なんて知らないうちに過ぎていますから~!

15分も待っていられないので“DAISO”の【フレームのこ】再登場

切り込みが入りました

【アンビル】に乗せ 細身のカナヅチで叩いて“反り返り”を作ります

傷だらけですが まあこんな感じになりました

ヤスリ掛けし磨けば綺麗になるんでしょうが 面倒なのでこのまま行きます!

この時点でピン付き細引きを外しました

なお“@¥63/m”で買ってきた【ショックコード】は3mm径で これを輪にした2本分計6mmを下側のハンドルの穴に通す必要があるところ 穴の径は3mmですからこの穴を広げる必要があります

“ドリルビット”は3.5mmを使って穴を拡張し 更にドリルを動かして気持ち長細い穴にしてみました

もちろん“バリ取り”もしておきます

拡張した“穴”に【ショックコード】を二重にして通します

【ショックコード】を結んで“穴”から抜けないようにするのですが “穴”の付け根に抜け防止の【ワッシャー】を付けておきます


適当な長さで“輪”を作り 結び目が解けないようライターで軽く炙って溶かして固めます

“輪”が長過ぎると留めることができなくなるので注意です

【ミニクッカークリップ】が完成しました これで対象物を“くわえた”状態で保持できます
ピン方式よりもスッキリしてスマートですね 【ショックコード】式にして正解でした

【メスティンポット】にもスッキリとスタッキングできます

ところで【ミニクッカークリップ】をスタッキングした【メスティンポット】を 更にスタッキングする【メスティン】はどれにするか
持っているアルミの【メスティン】の内の5種類について 【メスティンポット】がスタッキングできるか検証してみます
①DAISO メスティン1合 フッ素加工
②DAISO メスティン(ハンドル付)
③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
④DAISO メスティン1.5合
⑤TrangiaメスティンTR-210

まず各メスティンのサイズを手計測しました 取説にあるサイズでは計測場所が各商品でバラバラと思われたので自分で計測しました

上掲の表で分かるとおり【メスティンポット】の“高さ”をクリアするのは③~⑤のメスティンです
まあ【メスティンポット】の化粧箱にも『メスティン 1.5合(別売)に2個入るサイズです』と謳っているとおり DAISOメスティン1.5合のサイズに合わせて作られているんですねぇ・・・

実際に各メスティンに【メスティンポット】を入れてみます
①DAISO メスティン1合 フッ素加工
【メスティンポット】の“高さ”が12mmほどオーバーしています
当然蓋は閉まりません

②DAISO メスティン ハンドル付
上掲のメスティンと同じサイズですがオーバーしている“高さ”は11mmでした 蓋はやっぱり閉まりません
フッ素加工の分だけ①は板厚があるのかもしれません

③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
これは④と同じサイズなので【メスティンポット】が入ります

2mmほどメスティンの縁からオーバーしていますが 蓋はちゃんと閉まりました
やっぱり“フッ素加工”のため④とサイズは同じでも差があるようです

④DAISO メスティン1.5合
このメスティンに合わせて【メスティンポット】が作られています ③とサイズは同じですが縁から出ているのは1mmほどです もちろん蓋は閉まりました


⑤TrangiaメスティンTR-210
縁から7mmほど出ていますが これでも蓋はキチンと閉まりました


まあ【メスティンポット】をスタッキングできるメスティンは 今のところ
③DAISO メスティン1.5合 フッ素加工
④DAISO メスティン1.5合
⑤TrangiaメスティンTR-210
の三つですが OSSUNが普段使いしているのは③のメスティンなので これにスタッキングしてフィールドに持ち出すことになると思います

おしまい
編集後記
“フィールドに持ち出す”のは良いとしても フィールドでどのように使うかはまだ良い案が浮かびません(爆)
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【後編】
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【前編】
キャンプで炊く“炊き込みご飯の素”比較
【DAISOレジャークッカー】で燗酒システム
NO.164 ヒロシ新ギア『剪定鋸【野斬鋸】』SAMURAI
携帯防虫器メンテナンス
Windshield を 焚き火リフレクター へ小細工 【前編】
キャンプで炊く“炊き込みご飯の素”比較
【DAISOレジャークッカー】で燗酒システム
NO.164 ヒロシ新ギア『剪定鋸【野斬鋸】』SAMURAI
携帯防虫器メンテナンス
この記事へのコメント
おいらもクリップ短小化しました。
しかしこれでフライパンにも
使うのですが熱伝導が良いので
熱くなってしまいます。
なのでコルクコースターを切り張りし
長時間持てる加工もしました。
ブログで「クッカークリップ」
検索で出てきます、御参考迄に。
しかしこれでフライパンにも
使うのですが熱伝導が良いので
熱くなってしまいます。
なのでコルクコースターを切り張りし
長時間持てる加工もしました。
ブログで「クッカークリップ」
検索で出てきます、御参考迄に。
Posted by 風船願坊
at 2024年09月12日 12:04

>風船願坊さん
おばんです
そうかぁ~!熱くなってしまうんだ!?
私はまだ実戦で使っていなかったので 熱伝導まで考えが及びませんでした
風船願坊さんの工夫を参考に 何か考えてみたいと思います
アドバイス ありがとうございました
おばんです
そうかぁ~!熱くなってしまうんだ!?
私はまだ実戦で使っていなかったので 熱伝導まで考えが及びませんでした
風船願坊さんの工夫を参考に 何か考えてみたいと思います
アドバイス ありがとうございました
Posted by OSSUN at 2024年09月12日 17:50
OSSUNさん、こんばんは。
かわいいコッフェル加工の第2弾ですね、お楽しみが増えていいですね。
ところが自分は金属加工が苦手と来ていて全く上達しません。
週末はまた雨のようですが必要な準備をすれば楽しいものです、準備といっても虫除けくらいな物ですが(笑 あっ、タープは張りますよ。
かわいいコッフェル加工の第2弾ですね、お楽しみが増えていいですね。
ところが自分は金属加工が苦手と来ていて全く上達しません。
週末はまた雨のようですが必要な準備をすれば楽しいものです、準備といっても虫除けくらいな物ですが(笑 あっ、タープは張りますよ。
Posted by 凍人 at 2024年09月18日 21:22
>凍人さん
こんばんは~
私の小細工なんて 下手の横好きですよ
ところで凍人さんが金属加工が不得手とは知りませんでした 細かい作業もなさるので 木工も金属もお得意なんだろうと思っていました
さて私は天気予報をみて 今週の唯一の好天日である17日に行っていました
しかし18日の撤収の時に雨に降られ 沢山のgearを実家で乾燥させてから仙台に戻ってきました
やっぱり雨撤収は凹みます
とは言え新しい炊事場とトイレは嬉しいですね
週末は楽しんでくだいませ~
こんばんは~
私の小細工なんて 下手の横好きですよ
ところで凍人さんが金属加工が不得手とは知りませんでした 細かい作業もなさるので 木工も金属もお得意なんだろうと思っていました
さて私は天気予報をみて 今週の唯一の好天日である17日に行っていました
しかし18日の撤収の時に雨に降られ 沢山のgearを実家で乾燥させてから仙台に戻ってきました
やっぱり雨撤収は凹みます
とは言え新しい炊事場とトイレは嬉しいですね
週末は楽しんでくだいませ~
Posted by OSSUN at 2024年09月20日 00:18