2021年04月21日
ランタンシェードケース自作 【前編】
ランタンに装着することで雰囲気が上がるオプションパーツの【シェード】 【リフレクター】とも呼びます OSSUNは4枚の【シェード】を使っていますが その内のソフトケースがある一枚を除く3枚分のハードケースをDIYで作ってみました
順に一つずつ作ったので 徐々にクオリティが上がっていきましたネ!
順に一つずつ作ったので 徐々にクオリティが上がっていきましたネ!
OSSUNのメインランタンの“ヴェイパラックス”【VAPALUX M320】にはオプション品の“ライトシェード”を付けています 本体共々KOREA製です
【VAPALUXランタン】は1912年から続いた英国WILLS&BATES社の技術を引き継ぎ、1938年にイギリスで誕生しますが 1997年にBairstow Brothers社という会社に買収され2011年からは韓国で製造されるようになったようです
なお本家イギリス製の【VAPALUX】では上の写真の“KOREAN MADE”部分が“BRITISH MADE”と表記されています 当然“BRITISH MADE”の方が人気が高いですから値段も“それなり”のようです
ちなみに【VAPALUX ランタン】は 映画「ハリーポッターと死の秘宝」にも小道具として使われていますのでご興味のある方はご覧下さい
OSSUNは“ライトシェード”を 段ボールの化粧箱に入れて保管しキャンプ時はそれをそのまま持って行きます
しかしこれだとオシャレじゃないし野暮ですよ そこで コロナ禍の自粛で時間もあるから DIYでハードケースを作ってみようと思い立ちました
ハードケースは 化粧箱のまま入れることができるように作りたいので まずは箱のサイズを計測します
一応 製作上はこのようなサイズということにしました
設計図を作成
迷ったのは【蓋】をどういう仕組みにするか?【横開き】か【縦開き】かです
【縦開き】では蝶番の部分に負担が掛かり壊れやすくなるのでは と思い【横開き】を選びました
そのため可動式の【蓋】を取り付けるベース部として横棒を一本取り付けています なので四角形の一辺だけ横棒が一本追加されています
ホームセンターで材料を入手します
木材はホームセンターの“カットサービス”でカットします 【プリント合板ケヤキ】と【桧加工材 12mm×40mm×1820mm】をカットしてもらいました
ちなみに“1820mm”材を半分にカットしなければ “910mm”材を追加購入する必要はなかったですね・・・(-_-;)
6カット×@¥50=¥300.-
【2013年07月02日自作チェア】を作った時 同じホームセンターのカット料金は¥10だったんですよ・・・まあ大分長く¥10でガンバッテいたようですが 最近値上げしたんですねぇ・・・しっかし¥50は高くねぇ!? 他のホームセンターは¥20~¥30くらいだと思ったけど!
その他の小物類
まず【蓋】を留める器具として“ローラーキャッチ(小)”を選びました 箱の内側に取り付けるので外側からは見えずスマートじゃネ?ってことです
本体と【蓋】を繋ぐ“ゴールド蝶番(25mm)”
【プリント合板ケヤキ】と柄の統一感がある木目調の“PCハンドル120m/mナラ”
では自宅に帰ってカットしてもらった木材にサンドペーパーを軽くかけます
底板と横板をビス留め ちなみにドライバードリルとインパクトドライバーを新規に購入しています “makita”です 今回のDIYのためだけではないですから~!
そしてニス塗り ビス留めする前にやればよかった
このニスは【2013年07月02日自作チェア】で使った残りです 物持ちがいいでしょう?
一晩乾燥させました
蝶番を付ける部分を削ります
削る箇所を間違えました 素人DIY“あるある”です
その上 横幅40mmの【蓋】では幅がやっぱり足りませんでした “何とかなるんじゃネ!”って見切り発車したのですが 甘かったです
そこで【ホワイトパイン材 15mm×55mm×910mm】を追加で購入
ホワイトパイン材を切断します フリーハンドなので【2021年02月11日DAISOメスティン用まな板 自作 【治具作製編】】で作った“治具”を使います
このホワイトパイン材は幅が55mmなので設計よりも少しオーバーサイズです
なのでカンナでちょっぴり削って調整 その後ペーパー掛けしてニスを塗っておきます
【プリント合板ケヤキ】もサイズを微調整
この時点で “ローラーキャッチ(小)”やハンドルも取り付けています
なお寸足らずの40mm幅の【蓋】は取り外します
【プリント合板ケヤキ】を貼り付けるため 外枠に木工ボンドを塗布
【プリント合板ケヤキ】を両面に貼り付けクランプで固定して一晩置きます
翌日 【プリント合板ケヤキ】をビス留め
家の道具箱に丁度いいビスがありました
電動ドライバーの性能がいいためか OSSUNにしては“まずまず”の出来ですね
さて次は 追加購入したホワイトパイン材で作り直す【蓋】です 既に位置合わせして“ローラーキャッチ(小)”の凸部を取り付け “ゴールド蝶番(25mm)”を取り付ける部分を削り終わっています
“ゴールド蝶番(25mm)”を取り付け
本体部との接合完了!
ところが【蓋】がピッタリ閉まらない! うまく凹部と“かみ合い”ません
“ローラーキャッチ(小)”の凹部の取付位置が上部位置になり過ぎているようです
横板を取付け終わっている段階では凹部を付け直すのは難しいので 【蓋】に付けた凸部の位置を変えることにします
下の右図のとおり凸部の位置を【蓋】を掘り返して深くしました ところが単に同じ横位置のまま深く沈めた位置にしたのでは①矢印のように微妙に凹部からズレてしまいやっぱり入りません これを修正するため②矢印の方向に少し位置を移動したところ やっと入るようになりました ふぅ~ (;^o^)=3
またまた素人DIYに“あるある”の失敗ですねぇ~
まず【蓋】を掘り返したところです
そこに凸部を付けてみたところ
【蓋】を閉めようとしても凸部が凹部からズレてしまっている状況
凸部の位置を移動した状況
なお深く掘り過ぎてしまい 凸部を留めるビスの頭が表面に出てしまいました(爆)
何とか閉まるようになった状況
なお 装飾の一つとして 各角辺にアルミアングルを取り付けます
4本購入しています
【建材アングルB2シルバー 0.8×12×910mm】@¥206 × 4本
接着剤を塗って各角辺に貼り付け ハンドクランプや“はた金”で固定して一晩固着させます
短い角辺部にも貼り付けています
辺がぶつかる角部
本体側には蝶番を付けるため横棒を一本取り付けているのですが その角辺の板厚がアングルと同じ12mmです
しかし 外枠に厚さ2.5mmの【プリント合板ケヤキ】を貼り付けるのでその厚さ分アルミアングルが浮き上がってしまいます(赤矢印部分)
したがってその部分を削って調整する必要があります 削りすぎないよう四角柱の細い木材を噛ませています
なおアングルの内側と【プリント合板ケヤキ】の本体アングルを接着する部分は 接着剤の食い付きが良くなるようペーパーで表面を少し削って粗くしています
アングルが固着するよう また一晩置いておきます
【後編】へ続く
【VAPALUXランタン】は1912年から続いた英国WILLS&BATES社の技術を引き継ぎ、1938年にイギリスで誕生しますが 1997年にBairstow Brothers社という会社に買収され2011年からは韓国で製造されるようになったようです
なお本家イギリス製の【VAPALUX】では上の写真の“KOREAN MADE”部分が“BRITISH MADE”と表記されています 当然“BRITISH MADE”の方が人気が高いですから値段も“それなり”のようです
ちなみに【VAPALUX ランタン】は 映画「ハリーポッターと死の秘宝」にも小道具として使われていますのでご興味のある方はご覧下さい
OSSUNは“ライトシェード”を 段ボールの化粧箱に入れて保管しキャンプ時はそれをそのまま持って行きます
しかしこれだとオシャレじゃないし野暮ですよ そこで コロナ禍の自粛で時間もあるから DIYでハードケースを作ってみようと思い立ちました
ハードケースは 化粧箱のまま入れることができるように作りたいので まずは箱のサイズを計測します
一応 製作上はこのようなサイズということにしました
設計図を作成
迷ったのは【蓋】をどういう仕組みにするか?【横開き】か【縦開き】かです
【縦開き】では蝶番の部分に負担が掛かり壊れやすくなるのでは と思い【横開き】を選びました
そのため可動式の【蓋】を取り付けるベース部として横棒を一本取り付けています なので四角形の一辺だけ横棒が一本追加されています
ホームセンターで材料を入手します
木材はホームセンターの“カットサービス”でカットします 【プリント合板ケヤキ】と【桧加工材 12mm×40mm×1820mm】をカットしてもらいました
ちなみに“1820mm”材を半分にカットしなければ “910mm”材を追加購入する必要はなかったですね・・・(-_-;)
6カット×@¥50=¥300.-
【2013年07月02日自作チェア】を作った時 同じホームセンターのカット料金は¥10だったんですよ・・・まあ大分長く¥10でガンバッテいたようですが 最近値上げしたんですねぇ・・・しっかし¥50は高くねぇ!? 他のホームセンターは¥20~¥30くらいだと思ったけど!
その他の小物類
まず【蓋】を留める器具として“ローラーキャッチ(小)”を選びました 箱の内側に取り付けるので外側からは見えずスマートじゃネ?ってことです
本体と【蓋】を繋ぐ“ゴールド蝶番(25mm)”
【プリント合板ケヤキ】と柄の統一感がある木目調の“PCハンドル120m/mナラ”
では自宅に帰ってカットしてもらった木材にサンドペーパーを軽くかけます
底板と横板をビス留め ちなみにドライバードリルとインパクトドライバーを新規に購入しています “makita”です 今回のDIYのためだけではないですから~!
そしてニス塗り ビス留めする前にやればよかった
このニスは【2013年07月02日自作チェア】で使った残りです 物持ちがいいでしょう?
一晩乾燥させました
蝶番を付ける部分を削ります
削る箇所を間違えました 素人DIY“あるある”です
その上 横幅40mmの【蓋】では幅がやっぱり足りませんでした “何とかなるんじゃネ!”って見切り発車したのですが 甘かったです
そこで【ホワイトパイン材 15mm×55mm×910mm】を追加で購入
ホワイトパイン材を切断します フリーハンドなので【2021年02月11日DAISOメスティン用まな板 自作 【治具作製編】】で作った“治具”を使います
このホワイトパイン材は幅が55mmなので設計よりも少しオーバーサイズです
なのでカンナでちょっぴり削って調整 その後ペーパー掛けしてニスを塗っておきます
【プリント合板ケヤキ】もサイズを微調整
この時点で “ローラーキャッチ(小)”やハンドルも取り付けています
なお寸足らずの40mm幅の【蓋】は取り外します
【プリント合板ケヤキ】を貼り付けるため 外枠に木工ボンドを塗布
【プリント合板ケヤキ】を両面に貼り付けクランプで固定して一晩置きます
翌日 【プリント合板ケヤキ】をビス留め
家の道具箱に丁度いいビスがありました
電動ドライバーの性能がいいためか OSSUNにしては“まずまず”の出来ですね
さて次は 追加購入したホワイトパイン材で作り直す【蓋】です 既に位置合わせして“ローラーキャッチ(小)”の凸部を取り付け “ゴールド蝶番(25mm)”を取り付ける部分を削り終わっています
“ゴールド蝶番(25mm)”を取り付け
本体部との接合完了!
ところが【蓋】がピッタリ閉まらない! うまく凹部と“かみ合い”ません
“ローラーキャッチ(小)”の凹部の取付位置が上部位置になり過ぎているようです
横板を取付け終わっている段階では凹部を付け直すのは難しいので 【蓋】に付けた凸部の位置を変えることにします
下の右図のとおり凸部の位置を【蓋】を掘り返して深くしました ところが単に同じ横位置のまま深く沈めた位置にしたのでは①矢印のように微妙に凹部からズレてしまいやっぱり入りません これを修正するため②矢印の方向に少し位置を移動したところ やっと入るようになりました ふぅ~ (;^o^)=3
またまた素人DIYに“あるある”の失敗ですねぇ~
まず【蓋】を掘り返したところです
そこに凸部を付けてみたところ
【蓋】を閉めようとしても凸部が凹部からズレてしまっている状況
凸部の位置を移動した状況
なお深く掘り過ぎてしまい 凸部を留めるビスの頭が表面に出てしまいました(爆)
何とか閉まるようになった状況
なお 装飾の一つとして 各角辺にアルミアングルを取り付けます
4本購入しています
【建材アングルB2シルバー 0.8×12×910mm】@¥206 × 4本
接着剤を塗って各角辺に貼り付け ハンドクランプや“はた金”で固定して一晩固着させます
短い角辺部にも貼り付けています
辺がぶつかる角部
本体側には蝶番を付けるため横棒を一本取り付けているのですが その角辺の板厚がアングルと同じ12mmです
しかし 外枠に厚さ2.5mmの【プリント合板ケヤキ】を貼り付けるのでその厚さ分アルミアングルが浮き上がってしまいます(赤矢印部分)
したがってその部分を削って調整する必要があります 削りすぎないよう四角柱の細い木材を噛ませています
なおアングルの内側と【プリント合板ケヤキ】の本体アングルを接着する部分は 接着剤の食い付きが良くなるようペーパーで表面を少し削って粗くしています
アングルが固着するよう また一晩置いておきます
【後編】へ続く
キャンプで使える【小型石油ストーブ】購入!
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 前編 】
ちょっと小細工 【トランクカーゴ二段化編】
ちょっと小細工 【はし置きDIY編】
簡易作業台リフォーム
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 後編 】
【 カマド スマート ストーブ 〈デルタ〉 】収納袋自作 【 前編 】
ちょっと小細工 【トランクカーゴ二段化編】
ちょっと小細工 【はし置きDIY編】
簡易作業台リフォーム
この記事へのコメント
なんでも作れて、器用だずね!
Posted by Aki at 2021年04月21日 21:26
こんばんは〜
いやいや、ほだんでもないよ〜!
いやいや、ほだんでもないよ〜!
Posted by OSSUN at 2021年04月21日 22:36
OSSUNさん、こんばんは。
シェードのケースですか、面白いもの作るんだなあと思いました。寸法を出しながら作るって難しそうですね、私の苦手な分野です(笑
木目とアルミの質感の組み合わせがおしゃれですねえ、真鍮板でも買ってきて凸凹のシェードでも作ってみようかしらんと思った次第です。
シェードのケースですか、面白いもの作るんだなあと思いました。寸法を出しながら作るって難しそうですね、私の苦手な分野です(笑
木目とアルミの質感の組み合わせがおしゃれですねえ、真鍮板でも買ってきて凸凹のシェードでも作ってみようかしらんと思った次第です。
Posted by 凍人 at 2021年04月22日 22:14
>凍人さん
おはようございます
シェードは丸い形状なので コンパクトにならず持ち運びが面倒ですので化粧箱のまま持ち運びしていました
まあ いつかは何とかしようと思っていたので 今回の“コロナ禍自粛”で出撃できないのでこの機会に作って見ました
真鍮板で自作 完成したら見せてくださいね~ (^o^)/
おはようございます
シェードは丸い形状なので コンパクトにならず持ち運びが面倒ですので化粧箱のまま持ち運びしていました
まあ いつかは何とかしようと思っていたので 今回の“コロナ禍自粛”で出撃できないのでこの機会に作って見ました
真鍮板で自作 完成したら見せてくださいね~ (^o^)/
Posted by OSSUN at 2021年04月23日 05:27