おッSUN！キャンプ

この度“snow peak”の【 修理・ケアサービス 】に感動した～！

修理不能gearが　現行商品の“新品”で戻ってきたんです　信じられな～い！

OSSUNがいわゆる“ピーカー（snowpeaker）”だった20年近く前　その頃に購入した“snow peak”の【 パッドインチェア 】と【 パッドインチェア WIDE 】の２脚は　現在ではキャンプではなく　実家の茶の間用の椅子として使っていました

高さもあってグルキャンやファミキャン向きであり　今時の“ソロキャン”での“ロースタイル”には向いていないこと　また夫婦共“寄る年波”で畳に座るのは“しんどく”なってきていたことから　テーブルに椅子の生活のため利用の場を実家にしていました

この【 パッドインチェア 】と【 パッドインチェア WIDE 】はいつ頃購入したのか記録していなかったため具体的な購入日や購入価格が不明でした

でもこれらが写っている最も古い写真を探したところ次の写真が見つかりました
青森単身赴任時代の2005年（平成17年）7月30日に　青森市内の郊外にある【 モヤヒルズキャンプ場 】に職場の女子とデイキャンプに行ったときの写真です

なお中央の女子が座っている背もたれに　判読できませんが「WIDE」らしき表示があります　解像度が低いですが左端の文字が【 Ｗ 】に見えます

購入時期や価格を調べようと“snow peak”の古いカタログを探したのですが【 2004年版 】には【 パッドインチェア 】は税込￥7,800（本体価格￥7,429）と載っていますが【 WIDE 】は載っていませんでした

【 WIDE 】は【 2004年版カタログ 】には載っておらず　前掲の2005年撮影の写真に【 WIDE 】が写っているということは　【 WIDE 】は2005年に発売された新商品で　OSSUNは発売早々に購入したと思われます（古稀前の脳みそに記憶が残っていませんでした m(_ _)m）

なお【 2005年版カタログ 】は家に見つかりませんでした

2005年に購入したということは【 パッドインチェア 】２脚は使用期間１９年　凡そ２０年近く使ってきたことになります

この年末年始も実家の茶の間で使っていて　大晦日から正月元旦まで【 WIDE 】は娘１号の夫君が座っていました　結構大柄な身体をしています　背はOSSUNより大柄

そんな【 パッドインチェア 】ですが　正月２日になって１号夫婦が帰京したので【 WIDE 】はOSSUNが座ることにして　腰を下ろしたところ事件は起きました
グニャー　ドッシーン　！！

な　何じゃコリャー！！　後方に倒れたのですが　幸いにして怪我等はありませんでした


コリャーやっぱり“経年劣化”かぁ～!?

相当古いチェアだし“元は取った”でしょ!?　このまま廃棄するか～？

しかし【 全製品「永久保証」。 】を謳う“snow peak”だから　“ダメ元”で修理に出してみよう！

そこで実家から仙台の自宅に戻って数日後の１月７日に“スノーピークストア”である【 WILD-1仙台泉店 】に持ち込みました

２階の“snow peak”コーナーのスタッフに修理の旨を申し込んだところ　修理にはネットで事前にエントリーする必要があると説明がありました

え゛～!?　聞いてないよ～！！いつからそんなシステムになったんかい!?
これまでも“snow peak”製品の修理を【 WILD-1仙台泉店 】に申し込んだことが数回ありますが　“事前のエントリー”なんて無かったよ！

記憶にある修理履歴
2018年10月に行った【 2018年11月09日　秋保二口キャンプ場でソロキャンプ　後編 】で【 リビングシェルＳ 】の“リッジポール”を曲げてしまった時の修理

次の修理は　具体的な日時は忘れましたが数年前　今回と同じ【 パッドインチェア WIDE 】の肘掛けパッドの端っこの絞り込み縫製が“ほつれて”しまった時の修理

こんな軽い修理の依頼しかやったことがありません
これらの修理の時は“事前のエントリー”なんてなかったんです

システムが変わったなら仕方有りません　それに従って“事前のエントリー”とやらをやってから出直しますと【 WILD-1仙台泉店 】を後にしました

帰宅後“事前のエントリー”をやってみました　エントリーには会員登録した“ＩＤ”で“snow peak”のホームページにログインする必要があります　ログインpasswordを記憶していなかったので【 WILD-1仙台泉店 】内での“エントリー”はできなかったんです

ログインして　まず　これまで読んだことのない【 スノーピークオンライン修理サービスに関する規約 】を見てみました

第１条に本サービスの対象並びに利用可能者が定められていました「対象製品は、弊社が企画及び販売した製品で、品質保証の対象となるもの」・「利用できるのは、スノーピークポイントカード会員様に限ります。」

今回修理を依頼するのは“snow peak”製ですし　OSSUNはポイントカード会員です

第２条に本サービスの“対象外”となる場合が記載されています
「修理依頼品の状態、あるいは素材の経年による劣化やご使用による激しい損傷などにより、修理ができないものと弊社が判断する場合がございます」

これは“ヤバイ”んじゃネ？　今回の壊れ方はこれに該当するような・・・ひょっとして「修理は無理」と言われるかもしれないなぁ・・・

しかし【 全製品「永久保証」。 】のホームページには次のとおり載っていました

【 ※永久保証について：素材の経年による劣化やご使用による激しい損傷など、稀に修理を承ることができない場合がございます。その場合には担当スタッフがお客様の想いに寄り添ったご提案をさせていただきます。 】

と記載されています　この最後の【 お客様の想いに寄り添ったご提案 】をしてくれるとのことですから　何らかのリアクションがあるようなので希望はあります

でもねぇ・・・そもそも20年近く使ってきて十二分に“元は取った”ものですから　それでも対応してくれるかね・・・

心配してもしょうがないのでエントリー手続を進めましょう
ホームページ内の【オンライン修理受付】から入って行きます

エントリーが完了しました
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます

で印刷したシートがこれ
※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます

修理申込みには　修理品を集配業者が自宅まで集荷に来てくれるという方法　修理品を直接snow peakに送付する方法　修理品に【 修理エントリーシート 】を添付し店舗に持ち込む方法の三つがあるようです

梱包等の手間を考え「店舗持ち込み」の方法を選択しました　【 WILD-1仙台泉店 】の店内商品も見て回りたいしね


そして１月８日　修理品と【 修理エントリーシート 】を携えて【 WILD-1仙台泉店 】に預けました　よろしくお願いしま～す

渡された“預り票”です

さあ　どのくらいの期間でリアクションがあるかなぁ～？

二日後の１月１０日にsnow peakから製品到着のmailが来ました　結構反応早いな！　到着の旨も知らせてくれるとは“きめ細やか”な対応ですね

そして待っていると　翌１１日に電話連絡がありました　次のとおり

【 WILD-1仙台泉店 】に持ち込んでから　たった三日目です　何と素早い対応であり　素晴らしい提案でしょうか！　感動した～！！

20年近く前に購入した【 パッドインチェア WIDE 】なので　とっくに“減価償却”は終わっています　つまり資産的価値は￥０です

それが現行の新品で帰ってくるとは！【 2024年版 カタログ 】P138で現行品を見てみると【 FDチェアワイド 】という製品名で　型番は赤色が【 LV-077RD 】￥14,300 グレーが【 LV-077GY 】￥21,120の二つがあるようです

赤とグレー　どちらが来るんだろう？　しかし高額商品は無理でしょ!?　やっぱり“赤”だろうなぁと思っていました

“12日15:05”に修理完了の旨のmailが来ました　まあ「修理完了」と言っても“代替品の発送”ですから実際に修理を行ったものでは無いですがね

するとその6分後である“12日 15:11”に今度は「返却処理完了」の旨のmailがまた来ました
前記の電話連絡によると実際の発送までは一週間くらい掛かるって言ってましたから　このmailは修理完了すると機械的に自動で発信される定型文なんじゃね!?　と半信半疑です

ところが翌13日　買い物から帰宅してみると郵便受けに宅配便の【不在票】が入っていました
え゛～～～ もう着いたんかい!?　昨日発送は本当だったんだ！

再配達用ＱＲコードから大至急手続しましたよ
すると“佐川急便”からmailでも不在通知が来ました　そう言えば“佐川急便”にも会員登録していたっけなぁ・・・

再配達手続き完了mailも来ました

そして遂に　と　届きました～！

伝票を見ると　やっぱり発送日は１月12日になっています　中の荷物は新品のチェアなのに【修理品在中】って書いてありますね　律儀です

さて開封しましょう！出てきたのは　また段ボールです
あっ　やっぱり“赤”ですね！

新品の【FDチェアワイドRD】で～す！信じられな～い！！




一緒に同梱されていた送り状

※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます

取扱説明書　裏面は英語表記でした

では座ってみます

あれっ　何か前のより“ゆったり”しています　幅が拡がってる？
カタログデータで比べてみました

やっぱり大きくなっていますね！日本人の体格が年ごとに大きくなっているのに合わせて製品開発しているんでしょうか!?

いや～感服しました！“snow peak”の【修理・ケアサービス】

20年近く使用したほぼ無価値なgoodsが　現行税込￥14,300の新品になって帰ってくるなんて～！

“snow peak”製品は他社と比べて価格が高いと言われていますが　今回のような対応を受けるとそれも納得します　すばらしい！　でも100万円超えのテントは買えませんがね

やっぱり“snow peak”は世界に誇れる日本のoutdoorメーカーです

おしまい

編集後記
前掲の【返却処理完了mail】にあった「アンケート協力のお願い」には　アンケート項目ほぼ全てに「感動した」と記載しました　それほど嬉しかったんです

アンケートを送ると　それにも感謝mailが届きました～！