2018年01月13日
Hultafors AGDOR スカウト 柄首保護カバー自作
明けましておめでとうございます 本年も“おッSUN!キャンプ”をよろしくお願いいたします
さて 新年最初の記事は 昨年購入したスウェーデン製アックス(斧)の“Hultafors(ハルタフォース) AGDORスカウト”の“柄首”(えくび)部分を保護するカバーを作ってみたという話題です
カバーを付けたら初薪割りです
さて 新年最初の記事は 昨年購入したスウェーデン製アックス(斧)の“Hultafors(ハルタフォース) AGDORスカウト”の“柄首”(えくび)部分を保護するカバーを作ってみたという話題です
カバーを付けたら初薪割りです
山形市内にあるアウトドアショップ“自然満喫屋”で見かけ ここで買うか ネットで買うか 悩みに悩んで 現物の魅力に負け満喫屋で購入したのが洋物の斧“Hultafors AGDORスカウト”です
斧購入後に オーナーとしてまずやることは 多数のブロガーさんやユーチューバーさんがブログや動画で紹介している斧の刃をカバーするシースと柄(え)の保護カバーの自作です
純正シースはレザー2枚を金属カシメで合わせただけなので これだと もし刃先を下向きに落としてしまった場合 刃がその金属ボタンに直接ぶつかって刃先を傷めてしまいます
なので間にスペーサーとなるレザーを一枚挟み込んだシースをみなさん自作しているんですね~
実はOSSUNもそういうシースをいずれ作るのが目標です こんなイメージです
その目標のレザークラフトに至るまでの“お勉強”として先日のCB缶カバーを作り【2017年10月22日レザークラフト入門】 更に今回の柄の保護カバーを作ってみるということなんです “千里の道も一歩から” “ローマは一日にして成らず” “急がば回れ” “犬も歩けば棒に当たる” “地震・雷・火事・親父” 最後の二つは関係ないです・・・(爆)
また 【2016年10月15日薪割りした ついでに“いも煮鍋”!】でも話題にしていますが 和物の斧は刃が下に長く伸びているので多少狙いが外れても柄首部分を薪にぶつけてしまうことがない
それに対して洋物の斧(アックス)は刃渡りが短く柄首部分がむき出しなので 薪に向かって振り下ろしたときに 狙いが外れて柄を薪にぶつけて傷めてしまうことがあると聞きます
そのため素人には柄を保護するためのプロテクターが必要になるという訳です
ブログや動画では プロテクターとしてパラコードを柄に巻いている方が多いようです
“パラコード”ってパラシュート(落下傘)に使う丈夫なコードなんですね しかしそれを購入するとなるとネット通販で探すところから始まりますが そんなの面倒なんですよ・・・手っ取り早くやりたいんです(年寄りは生い先気が短い)
近くのホームセンターで入手できる材料でもって簡単にできないかと考えて 思いつきました!
ゴムシートを使えばいいジャン!(“ジャン”って昔の横浜若者言葉!)
適度に反発力と弾力性があるので柄を保護するには適しているかも~ だけど単にゴムシートを巻いただけでは見栄が悪いのでレザーを被せるという方法です
我ながら良い考えだと一人“ニヤニヤ”しています(キモ~~~イ!)
お馴染みになったホームセンター“ヤマケン”でゴムシートを買ってきました
レザーは先日のCB缶カバーを作ったときの残りを使います
上の写真の下の部分が長さ70mmなので この長さにゴムシートも合わせます
セラミックカッターでは刃幅が足りず切り落とすところまでできませんでした
厚さ3mmの三分の一くらいが残っているので 切れ目に合わせて折りたたみカッターで切り離しました
カットしたシートを斧の柄に巻いてみます
柄は首のところが太く 下に行くほど細くなっています
なのでシートの下になる方はゴムが余分になるので 上から下に斜めにカットします
カット完了
柄に巻いてみます
革も両端を斜めにカットしますが ゴムシートよりは数ミリ大きくします
なお 革の上両端は面取りしてます
ハトメを付ける位置をマークし・・・
ポンチで穴を開けます
ハトメを取り付ける前に“トコフィニッシュ”を塗り床面磨きで磨いておきます
表面は“レザーワックス”で磨きます
CB缶カバーの作成でも使ったハトメパンチでハトメを取り付けます
取り付け完了!
細引きを通します “革ひも”でも雰囲気でるかもなぁ・・・
なんか前回作ったCB缶カバーと同じジャネ!?(爆)
まぁ細かいことは気にせずに・・・
早速取り付けてみます
まぁまぁかなあ・・・
では使ってみましょう! ナラ薪の小割を作ります
重量のバランスが良く使い易いですね~
刃を薪に当てたまま薪ごと振り下ろして割るので 保護カバーは実用的と言うより安心感と見た目だけかも
比較のため和物の斧も使ってみました
和物は刃渡りが下に伸びている分 重心バランスが若干柄の方に下がっているようで 刃先に十分力が伝わっていないような感じがあります
それに刃を柄に固定しているクサビが弱く 何回か振り下ろしているうちに緩んでしまい 遂に振り下ろした時に刃が前方に飛んでいってしまうという事件が起きました 危ない! クサビを強く打ち直しても繰り返します クオリティの問題か?そもそもホームセンターで買った安物だからか・・・?
使いやすさと切れ味という性能面及び安全面では ダントツでHultaforsがいいですね!
最も違うのは重さなので 実際に計ってみました
和物は900gにも達していません
それに対してHultaforsは1kgを超えています
この違いが薪の割りやすさに出ているようです
OSSUNの今後の薪割りはHultaforsでやることになりますね
以上で今回のレザークラフトは完了とします!
次はシース作成の番ですが 何時になるやら・・・
そのうち気が向いたら始めま~す
おしまい
編集後記:“斧”って刃の研ぎ方等も勉強しなきゃならないみたいです
斧購入後に オーナーとしてまずやることは 多数のブロガーさんやユーチューバーさんがブログや動画で紹介している斧の刃をカバーするシースと柄(え)の保護カバーの自作です
純正シースはレザー2枚を金属カシメで合わせただけなので これだと もし刃先を下向きに落としてしまった場合 刃がその金属ボタンに直接ぶつかって刃先を傷めてしまいます
なので間にスペーサーとなるレザーを一枚挟み込んだシースをみなさん自作しているんですね~
実はOSSUNもそういうシースをいずれ作るのが目標です こんなイメージです
その目標のレザークラフトに至るまでの“お勉強”として先日のCB缶カバーを作り【2017年10月22日レザークラフト入門】 更に今回の柄の保護カバーを作ってみるということなんです “千里の道も一歩から” “ローマは一日にして成らず” “急がば回れ” “犬も歩けば棒に当たる” “地震・雷・火事・親父” 最後の二つは関係ないです・・・(爆)
また 【2016年10月15日薪割りした ついでに“いも煮鍋”!】でも話題にしていますが 和物の斧は刃が下に長く伸びているので多少狙いが外れても柄首部分を薪にぶつけてしまうことがない
それに対して洋物の斧(アックス)は刃渡りが短く柄首部分がむき出しなので 薪に向かって振り下ろしたときに 狙いが外れて柄を薪にぶつけて傷めてしまうことがあると聞きます
そのため素人には柄を保護するためのプロテクターが必要になるという訳です
ブログや動画では プロテクターとしてパラコードを柄に巻いている方が多いようです
“パラコード”ってパラシュート(落下傘)に使う丈夫なコードなんですね しかしそれを購入するとなるとネット通販で探すところから始まりますが そんなの面倒なんですよ・・・手っ取り早くやりたいんです(年寄りは
近くのホームセンターで入手できる材料でもって簡単にできないかと考えて 思いつきました!
ゴムシートを使えばいいジャン!(“ジャン”って昔の横浜若者言葉!)
適度に反発力と弾力性があるので柄を保護するには適しているかも~ だけど単にゴムシートを巻いただけでは見栄が悪いのでレザーを被せるという方法です
我ながら良い考えだと一人“ニヤニヤ”しています(キモ~~~イ!)
お馴染みになったホームセンター“ヤマケン”でゴムシートを買ってきました
レザーは先日のCB缶カバーを作ったときの残りを使います
上の写真の下の部分が長さ70mmなので この長さにゴムシートも合わせます
セラミックカッターでは刃幅が足りず切り落とすところまでできませんでした
厚さ3mmの三分の一くらいが残っているので 切れ目に合わせて折りたたみカッターで切り離しました
カットしたシートを斧の柄に巻いてみます
柄は首のところが太く 下に行くほど細くなっています
なのでシートの下になる方はゴムが余分になるので 上から下に斜めにカットします
カット完了
柄に巻いてみます
革も両端を斜めにカットしますが ゴムシートよりは数ミリ大きくします
なお 革の上両端は面取りしてます
ハトメを付ける位置をマークし・・・
ポンチで穴を開けます
ハトメを取り付ける前に“トコフィニッシュ”を塗り床面磨きで磨いておきます
表面は“レザーワックス”で磨きます
CB缶カバーの作成でも使ったハトメパンチでハトメを取り付けます
取り付け完了!
細引きを通します “革ひも”でも雰囲気でるかもなぁ・・・
なんか前回作ったCB缶カバーと同じジャネ!?(爆)
まぁ細かいことは気にせずに・・・
早速取り付けてみます
まぁまぁかなあ・・・
では使ってみましょう! ナラ薪の小割を作ります
重量のバランスが良く使い易いですね~
刃を薪に当てたまま薪ごと振り下ろして割るので 保護カバーは実用的と言うより安心感と見た目だけかも
比較のため和物の斧も使ってみました
和物は刃渡りが下に伸びている分 重心バランスが若干柄の方に下がっているようで 刃先に十分力が伝わっていないような感じがあります
それに刃を柄に固定しているクサビが弱く 何回か振り下ろしているうちに緩んでしまい 遂に振り下ろした時に刃が前方に飛んでいってしまうという事件が起きました 危ない! クサビを強く打ち直しても繰り返します クオリティの問題か?そもそもホームセンターで買った安物だからか・・・?
使いやすさと切れ味という性能面及び安全面では ダントツでHultaforsがいいですね!
最も違うのは重さなので 実際に計ってみました
和物は900gにも達していません
それに対してHultaforsは1kgを超えています
この違いが薪の割りやすさに出ているようです
OSSUNの今後の薪割りはHultaforsでやることになりますね
以上で今回のレザークラフトは完了とします!
次はシース作成の番ですが 何時になるやら・・・
そのうち気が向いたら始めま~す
おしまい
編集後記:“斧”って刃の研ぎ方等も勉強しなきゃならないみたいです
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この記事へのコメント
レザーの勉強として前回のCB缶カバーだったんですね。
ゴムシートの上に革を巻くっていい方法ですね。
この方法を考えた時には、嬉しかったでしょうね。
そういえば、私はあの本買ったのに何も作ってません・・・。
大雪だし何かやりたいとこですが、出掛けて
作る部品買いに行くのも混んでそうなので何もしなそうです。
ゴムシートの上に革を巻くっていい方法ですね。
この方法を考えた時には、嬉しかったでしょうね。
そういえば、私はあの本買ったのに何も作ってません・・・。
大雪だし何かやりたいとこですが、出掛けて
作る部品買いに行くのも混んでそうなので何もしなそうです。
Posted by NYなゆぱぱ at 2018年01月14日 08:56
>NYなゆぱぱ さん
こんばんは~
ゴムシートのアイデアは素人の思いつきなので 斧に詳しい人から見たら稚拙なやり方なのかも知れませんね・・・
まぁでも自分なりに納得してますから ほぼ満足してます
冬場の過ごし方はどうしてもインドアなものになってしまいます
こんばんは~
ゴムシートのアイデアは素人の思いつきなので 斧に詳しい人から見たら稚拙なやり方なのかも知れませんね・・・
まぁでも自分なりに納得してますから ほぼ満足してます
冬場の過ごし方はどうしてもインドアなものになってしまいます
Posted by OSSUN at 2018年01月14日 17:48
新年おめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
いやあ器用なもんですね、まず段取りがいいのに驚かされます!
私はいつもぶっつけ本番ですからほぼ失敗に終わることが多いです。
本革はとても魅力的な素材だと思います、何かする時にはいろいろ教えてくださいねえ。
いやあ器用なもんですね、まず段取りがいいのに驚かされます!
私はいつもぶっつけ本番ですからほぼ失敗に終わることが多いです。
本革はとても魅力的な素材だと思います、何かする時にはいろいろ教えてくださいねえ。
Posted by ジープ at 2018年01月14日 18:27
>ジープさん
明けましておめでとうございます
今年も色々教えていただければ幸いです m(_ _)m
“器用”なんてものではありませんよ~
気が小さく臆病な性格のため 石橋を叩いて渡りたいんです
ジープさんのように“当たって砕けろ”的な方が羨ましいし尊敬します
明けましておめでとうございます
今年も色々教えていただければ幸いです m(_ _)m
“器用”なんてものではありませんよ~
気が小さく臆病な性格のため 石橋を叩いて渡りたいんです
ジープさんのように“当たって砕けろ”的な方が羨ましいし尊敬します
Posted by OSSUN at 2018年01月14日 20:30
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
レザークラフトでの自作、着々と歩まれてますね。
分かりやすく書かれていて参考になります。(^-^)
以前からウェットティッシュのカバーを作りたいな…と思っているので、そろそろこの記事を参考に重い腰を上げてみようかなぁ…。
今年もよろしくお願い致します。
レザークラフトでの自作、着々と歩まれてますね。
分かりやすく書かれていて参考になります。(^-^)
以前からウェットティッシュのカバーを作りたいな…と思っているので、そろそろこの記事を参考に重い腰を上げてみようかなぁ…。
Posted by 音丸 at 2018年01月15日 08:51
>音丸さん
こんばんは~
こんな記事でも参考になれば幸いです~♥
でもテキストは参考にしていますが その道のプロから見れば あちこち間違っているところばかりでは と疑心暗鬼なんです・・・
音丸さんのキャンプをはじめとするアウトドアの知識と経験に比べれば 大人と子どもの違いですよ~
こんばんは~
こんな記事でも参考になれば幸いです~♥
でもテキストは参考にしていますが その道のプロから見れば あちこち間違っているところばかりでは と疑心暗鬼なんです・・・
音丸さんのキャンプをはじめとするアウトドアの知識と経験に比べれば 大人と子どもの違いですよ~
Posted by OSSUN at 2018年01月15日 21:23