2013年05月28日
オイルドチップ【焚き火用の自作着火剤】
焚き火をするとき,なかなか薪に火が着かずに困ったことはないでしょうか?

焚き火への着火の段取りは,一般的には一番下に新聞紙等を丸めて置き,その上に燃えやすい小枝を置き,徐々に太い薪を重ねておいて,新聞紙に着火するという手順だと思います。
しかし,なかなか着火せずにみなさん往生したことがあるのではないですか? (;´Д`A ```

焚き火への着火の段取りは,一般的には一番下に新聞紙等を丸めて置き,その上に燃えやすい小枝を置き,徐々に太い薪を重ねておいて,新聞紙に着火するという手順だと思います。
しかし,なかなか着火せずにみなさん往生したことがあるのではないですか? (;´Д`A ```
私は以前,焚き火の薪はフィールド内に落ちている枯れ木を集めるのにこだわっていた時期があります。鉈とザイルを持ってフィールドを歩き回り,薪になるような枯れ木を集めてキャンプサイトに持ち帰っていました(こんなことができるキャンプ場は限られていますがね… б(^o-)アソコダヨ アソコ! ← 変なことは考えないでください!)。
しかしその場合,乾燥した枯れ木ばかりではなく多少湿ったものもあるし,小雨が降っていたりすると中々着火しません。そのため,私も何回か焚き火を諦めたことがありました。はぁー・・・(*´Д`)=з
そんなときに読んだオートキャンプの単行本(処分済み 題名・著者等失念)に載っていた技で,簡単に作れて確実に着火する優れものがあります。“受け売り”ですが紹介します。“オイルドチップ”と著者が命名していました。
揮発しないよう,あるいは誤って引火しないよう蓋は必須ですよ!
本には“木くず”を集めるとあったのですが,今時は材木屋さんもどこにあるかも分かりませんし,ホームセンターのカットサービス室などでも適当な木くず等は見かけません。電動ノコのカット粉やヤスリ粉程度しかありませんよね。
着火剤にするためには,木くずと言っても適当な大きさが必要です。なのでイメージしやすいよう“チップ”という名前を付けたんじゃないかな…。
そこで私は,これを使っています。 【ドラえもん風に】パッパカパッパッパ~♪“スモークチップ~!!”

ちょっと勿体ないですが,本に載っていた写真をよくよく見ると,やっぱり“スモークチップ”を使っているように見えた記憶です。チップの木種は問いません。
上の二袋は,アウトドアショップで一つとホームセンターで一つと,別々の店で買いました。
夏季が近づき,ホームセンターにもアウトドア用品が多く並ぶようになってきました。スモークチップも置いてあるホームセンターがあり,価格が専門のアウトドアショップよりも安かった(と思った)ので,二つ目を買った記憶です。
これを蓋付きの缶に入れます。
蓋付きの空き缶は,ホームセンターの塗料コーナー等で売ってますよ。

大分,年季が入っていますので,元は銀色だった蓋は錆びつき胴体もくすんでいます。
でも中は銀色金色のままです。くれぐれも“桃色吐息”は吹きかけないように!ε~(´o`*)アハ…ン

オイルドチップをGW後半の牛野で使い切ったので補充します。
まず,スモークチップを投入します。

1.5袋分入ります。

これに灯油を注ぎます。
これは10リッターのポリタンクです。


右手に灯油缶,左手にカメラを持っていたので給油口のねらいが定まらず,ベランダに少しこぼしてしまいました。
女房に気付かれないうちに新聞紙で吸い取ります。(;^艸^)

灯油を入れ過ぎると,灯油の中にチップが浮いてるようになってしまい,車の中でこぼれたりして危ないので,加減を見て掛けてください。
灯油を入れたらかき混ぜます。

100円ショップで買った台所用品の“おたま”を使っています。底のチップまで染みているかを見て下さい。灯油を追加するときはチップ全体に染みる程度に加減して入れてください。園芸用のハンディスコップの方が,かき混ぜやすいかもしれません。
これで,ほぼ完成です。σ(゚ー^*)
これを一晩くらい寝かせて,チップに十分灯油を染み込ませます。Oo 。..(◡ฺ ω◡ฺ)

揮発しないよう,あるいは誤って引火しないよう蓋は必須ですよ!
オイルドチップの使い方ですが,通常の焚き火台には隙間があるためチップをそのまま投入したのではこぼれ落ちてしまいます。私が使っているSP社の“焚火台 L”の場合は,まず焚火台の中に新聞紙を敷き,その上にオイルドチップをこんもり盛りつけて(おたまで二盛りくらいかな),その上に薪をのせます。細い薪からのせるのが“モアベター”ですが,最初から太巻き太い薪でも大丈夫です。
これで,チップに着火します。勢いよく炎が上がり一発で薪が燃え出しますよ~! (*^ー゚)v ブイ♪
薪が多少湿っていたり小雨の天候でも,ほぼ確実に着火します。私が焚き火をするときはいつもこの方法で~す。興味のある方は試してみてください。
なお,安全確保については自己責任でお願いします!
そういえば,オイルドチップに関して,今から8年くらい前,私が青森に単身赴任していた時期のトピックスです。
十和田湖近くのソロキャンプ(花鳥渓谷キャンプ場)から青森市内に帰るため八甲田山系の国道103号線(十和田ゴールドライン)を走っていたとき,車の中でこの缶の蓋が突然ポンッ!と吹き飛んだことがありました。∑(〇Д◎ノ)ノあんときはビックリしたな~も~!何事が起きたのか分からず焦りました。標高が高く気圧が薄かったので,缶内の圧力で吹き飛んだんだと思います。
この写真は,そのキャンプに行く時に撮った国道103号線です。まだ残雪があるにもかかわらず,道路両脇の森が若葉で萌黄色に染まり,心に染みる風景でしたね~(*´ー`)

ところで,“スモークチップ”のような木くずを“ただ”で分けてくれる材木屋さん等を知っている方がおりましたらご紹介くださいませ~ (^ ^;)
おしまい
しかしその場合,乾燥した枯れ木ばかりではなく多少湿ったものもあるし,小雨が降っていたりすると中々着火しません。そのため,私も何回か焚き火を諦めたことがありました。はぁー・・・(*´Д`)=з
そんなときに読んだオートキャンプの単行本(処分済み 題名・著者等失念)に載っていた技で,簡単に作れて確実に着火する優れものがあります。“受け売り”ですが紹介します。“オイルドチップ”と著者が命名していました。
揮発しないよう,あるいは誤って引火しないよう蓋は必須ですよ!
本には“木くず”を集めるとあったのですが,今時は材木屋さんもどこにあるかも分かりませんし,ホームセンターのカットサービス室などでも適当な木くず等は見かけません。電動ノコのカット粉やヤスリ粉程度しかありませんよね。
着火剤にするためには,木くずと言っても適当な大きさが必要です。なのでイメージしやすいよう“チップ”という名前を付けたんじゃないかな…。
そこで私は,これを使っています。 【ドラえもん風に】パッパカパッパッパ~♪“スモークチップ~!!”

ちょっと勿体ないですが,本に載っていた写真をよくよく見ると,やっぱり“スモークチップ”を使っているように見えた記憶です。チップの木種は問いません。
上の二袋は,アウトドアショップで一つとホームセンターで一つと,別々の店で買いました。
夏季が近づき,ホームセンターにもアウトドア用品が多く並ぶようになってきました。スモークチップも置いてあるホームセンターがあり,価格が専門のアウトドアショップよりも安かった(と思った)ので,二つ目を買った記憶です。
これを蓋付きの缶に入れます。
蓋付きの空き缶は,ホームセンターの塗料コーナー等で売ってますよ。

大分,年季が入っていますので,元は銀色だった蓋は錆びつき胴体もくすんでいます。
でも中は銀色

オイルドチップをGW後半の牛野で使い切ったので補充します。
まず,スモークチップを投入します。

1.5袋分入ります。

これに灯油を注ぎます。
これは10リッターのポリタンクです。


右手に灯油缶,左手にカメラを持っていたので給油口のねらいが定まらず,ベランダに少しこぼしてしまいました。
女房に気付かれないうちに新聞紙で吸い取ります。(;^艸^)

灯油を入れ過ぎると,灯油の中にチップが浮いてるようになってしまい,車の中でこぼれたりして危ないので,加減を見て掛けてください。
灯油を入れたらかき混ぜます。

100円ショップで買った台所用品の“おたま”を使っています。底のチップまで染みているかを見て下さい。灯油を追加するときはチップ全体に染みる程度に加減して入れてください。園芸用のハンディスコップの方が,かき混ぜやすいかもしれません。
これで,ほぼ完成です。σ(゚ー^*)
これを一晩くらい寝かせて,チップに十分灯油を染み込ませます。Oo 。..(◡ฺ ω◡ฺ)

揮発しないよう,あるいは誤って引火しないよう蓋は必須ですよ!
オイルドチップの使い方ですが,通常の焚き火台には隙間があるためチップをそのまま投入したのではこぼれ落ちてしまいます。私が使っているSP社の“焚火台 L”の場合は,まず焚火台の中に新聞紙を敷き,その上にオイルドチップをこんもり盛りつけて(おたまで二盛りくらいかな),その上に薪をのせます。細い薪からのせるのが“モアベター”ですが,最初から太巻き太い薪でも大丈夫です。
これで,チップに着火します。勢いよく炎が上がり一発で薪が燃え出しますよ~! (*^ー゚)v ブイ♪
薪が多少湿っていたり小雨の天候でも,ほぼ確実に着火します。私が焚き火をするときはいつもこの方法で~す。興味のある方は試してみてください。
なお,安全確保については自己責任でお願いします!
そういえば,オイルドチップに関して,今から8年くらい前,私が青森に単身赴任していた時期のトピックスです。
十和田湖近くのソロキャンプ(花鳥渓谷キャンプ場)から青森市内に帰るため八甲田山系の国道103号線(十和田ゴールドライン)を走っていたとき,車の中でこの缶の蓋が突然ポンッ!と吹き飛んだことがありました。∑(〇Д◎ノ)ノあんときはビックリしたな~も~!何事が起きたのか分からず焦りました。標高が高く気圧が薄かったので,缶内の圧力で吹き飛んだんだと思います。
この写真は,そのキャンプに行く時に撮った国道103号線です。まだ残雪があるにもかかわらず,道路両脇の森が若葉で萌黄色に染まり,心に染みる風景でしたね~(*´ー`)

ところで,“スモークチップ”のような木くずを“ただ”で分けてくれる材木屋さん等を知っている方がおりましたらご紹介くださいませ~ (^ ^;)
おしまい
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Posted by ossun at 21:57│Comments(5)
│自作
この記事へのコメント
初めてコメントします。
このチップいいですね!
わたくしおっSUNさんがエコキャンプでキャンプしてたときに向かいのランクルでキャンプしてた者です(笑)
何処かでお会いしたら宜しくお願いします(@Д@)
最近は牛野でキャンプしておます。
このチップいいですね!
わたくしおっSUNさんがエコキャンプでキャンプしてたときに向かいのランクルでキャンプしてた者です(笑)
何処かでお会いしたら宜しくお願いします(@Д@)
最近は牛野でキャンプしておます。
Posted by k580 at 2013年05月29日 19:58
>k580さん
初めまして。
そうでしたか~,エコキャンプのときにお向かいにいらしたんですか。
私も今年から牛に行ってますので,小生を見かけた時はお声をかけていただければと思います。
こちらこそヨロシクお願いします。
初めまして。
そうでしたか~,エコキャンプのときにお向かいにいらしたんですか。
私も今年から牛に行ってますので,小生を見かけた時はお声をかけていただければと思います。
こちらこそヨロシクお願いします。
Posted by OSSUN at 2013年05月29日 21:36
こんにちは。
丸鋸で切ったあとの細かい木くずならいくらでも手に入るのですが、チップはなかなかないですね〜
うちは128円(18本)の文化たきつけって言う着火材つかってます。
おがくずを固めて灯油染み込ませたやつですが、乾燥した薪であれば1本で着火しますね。
丸鋸で切ったあとの細かい木くずならいくらでも手に入るのですが、チップはなかなかないですね〜
うちは128円(18本)の文化たきつけって言う着火材つかってます。
おがくずを固めて灯油染み込ませたやつですが、乾燥した薪であれば1本で着火しますね。
Posted by くまのプー at 2013年05月30日 09:24
>くまのプーさん
え゛~!知らなかった”128円の文化たきつけ”
こちらの方が全然コストパフォーマンスあるじゃないですか?!
”井の中のOSSUN”,”裸の王様”じゃなくて”裸のOSSUN”だったようですね!?
いや~,20年の月日の流れを考えていなかったなぁ…
”浦島OSSUN”でした…
プーさんに助けていただいたのは,これで2回目ですね~!
是非,フィールドでお会いしたいです~!
え゛~!知らなかった”128円の文化たきつけ”
こちらの方が全然コストパフォーマンスあるじゃないですか?!
”井の中のOSSUN”,”裸の王様”じゃなくて”裸のOSSUN”だったようですね!?
いや~,20年の月日の流れを考えていなかったなぁ…
”浦島OSSUN”でした…
プーさんに助けていただいたのは,これで2回目ですね~!
是非,フィールドでお会いしたいです~!
Posted by OSSUN at 2013年05月30日 22:57
こちらこそ〜
この前は挨拶程度でしたから、ゆっくりお話したいです〜(*^_^*)
この前は挨拶程度でしたから、ゆっくりお話したいです〜(*^_^*)
Posted by くまのプー at 2013年05月31日 10:12