2023年12月07日
“小川張り” 試行
“LOGOS”の【タープディスタンスループベルト】を入手したので【小川張り】をやってみました

実戦デビューは来シーズンになります

実戦デビューは来シーズンになります
2023年9月22日に“ザ・モール仙台長町に”オープンした【アルペンアウトドアーズ ザ・モール仙台長町店】を同月25日に偵察に行きました まあ広いフロアにsnowpeakも含め沢山のoutdoor goodsを並べていましたね

どんな店なのか見るだけのつもりで行ったので 何も買うつもりはありませんでした
そんな気持ちで店内を回っていると 以前から気になっていた【小川張り】用のテープベルトが置いてありました
※『Coleman』HPから画像借用

しかし“Coleman goods”で凡そ5,000円(税込み)もするんかい!? 「無理だね!」ってスルーして見ていくと 別のコーナーで“LOGOS”の【タープディスタンスループベルト】(以下【ベルト】といいます)を見つけました

長さが“Coleman”より50cm短いなどの違いはありますが まあほぼ“Coleman”と同じような【ベルト】なのに値段が半値に近い2,800円(税込み)だったので 「これは見逃すことはできない 買いだ!」と買ってしまいました

しかし買ったはいいが暫くそのまま放置状態でした
暦は11月も半ばを過ぎ あちこちのキャンプ場が冬季クローズという知らせが入ってきてキャンプに行きにくくなってきました ならばせめて雪が降る前に【ベルト】で“小川張り”を試してみようかと思い立ちました
その昔 そもそもキャンプにタープが使われるようになると 雨天でもテントからタープ下へ濡れずに移動できるように皆さん工夫したくなります
OSSUNもファミキャン時代からいろいろ“もがいて”きました
次の写真は1991年8月に【杜の湖畔公園】でのファミキャンです

タープは600×450の“リッチウェル”のレクタングラー型タープ【レクタープ】の両端各4分の1を下げてその間にテントの入口を突っ込んでいます
次の写真はソロキャンプを始めたころのもので 400×406の“リッチウェル”【ヘキサウイングタープ 小】のテント側を二又化し テントの入口をタープ下に持って来ています

次は 同じブランド“リッチウェル”の600×450のレクタングラータープ【レクタープ】を使って二又化したものです

なお ポールを二本とφ4mm細引きを使って二又化しているのですが その方法は“リッチウェル”のタープを買ったとき(1991年頃)に販売店【アドベンハット】の経営者だった“横山博昭さん”(1994年頃にsnowpeakがヘッドハンティング)が描いたと思われる手書きの説明書が添付してあったので これに倣って60cmの輪を作り利用していました

※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます

しかし現在では簡単に二又化できる器具【“FIELDOOR『二又化パーツ』】がありますが 細引きを使って二又化する方が“ベテラン感”は出ますよねぇ・・・

なおこの【“FIELDOOR『二又化パーツ』】は OSSUNが持っているワンポールテント【ピルツ 7】に使うことにより テント中心に立つポールを無くし テント内を広々と使うことを目的に購入したものです【2021年06月15日【陶芸の里ゆ~らんど】で今年も自粛開けソロキャンプ 【前編】】

また二又化しないで タープとテントを繋ぐ方法もやってました
“snowpeak”の【タープスクリーン・レクタL】を使って【ランドブリーズ】を突っ込ませるやり方

更に“snowpeak”の【リビングシェルS】と【ランドブリーズ】を【リビングシェルSトンネル】で繋ぐ方法もやっていました

まあその後はタープとテントを接続することに拘らなくなって現在に至っています
なお【小川張り】は雑誌等で知っていましたが “機会があればやってみようかな”程度の興味しかありませんでした
そんな中【アルペンアウトドアーズ ザ・モール仙台長町店】で“LOGOS”の【ベルト】を入手したもんだから 急きょ【小川張り】への興味がまた湧いてきたという経緯です
さて 晩秋が過ぎて雪が積もってしまったら【小川張り】を試すことはできません
なので まず場所を探します タープとテントを張るので広いスペースが必要です 仙台近郊で広々と使えるところを探しました
あまり人目に付かない仙台市青葉区内の“キャンプ場ではない”某公園を選びました 普通の公園なので“キャンプ場だ”と誤解して利用する人が出てこないようこのブログではモザイクを施させていただきます あしからずご了承ください
そこで好天になった11月の中旬の某日 出掛けました
早速“MSR”の【Vistawing LT】を【小川張り】で張ってみました

【ベルト】で後ろに引っ張っています

持って来たテントは まず“MSR”の【エリクサー3】です その“フットプリント(グランドシート)”でテントの位置を決めます


【エリクサー3】を配置してみました




次の写真を見て分かるとおり 【ベルト】が長すぎてポールが離れ過ぎています

でもこれは【ベルト】の“アジャスター”で目一杯短くしているのですが 【ベルト】に付いている“ループ”の性で【295cm】以上に短くできないんです

次のイメージ図で説明すると①の長さが最短【295cm】に制限されるので ポールがテントから離れてしまいます なおテント内の赤い四角は“コット”です
※イメージ図の数値はPC上での計測値なので 実際に設営した場合の実測値ではないことをご了承ください 以後のイメージ図も同じ

これでは イメージ図中のⒶとⒷのポールを立てている“ガイロープ”でもスペースを取りますから ④は相当長い距離を専有するすることになります なので狭いキャンプサイトでは使い難い方法だと思われます
そこで④の長さをできるだけ短くする方法として実測最長“671cm”(仕様書長の650cm)の【ベルト】を上図の左端Ⓐのポールからタープの内側を通してみました

なお この“タープ内側通し”は【ベルト】の化粧箱に記載されていたやり方です

※赤丸で囲った物は“ループ”です

このように【ベルト】を使うと長さが②となり【エリクサー3】に近づけられます
※再掲

実際にやってみたところ 【ベルト】を“アジャスター”で調整して更に短くし ⒷにあったポールをⒸのところまで近づけることができました

ポールの位置はこんな状態です

なお前掲イメージ図中③部分には【ベルト】が通っているだけなので タープ中央部が右側へ引っ張られていません なので皺が生じないよう【フック付き伸縮ゴムバンド】でポールまで引っ張っています






タープ下にテーブルと椅子が置けるスペースも確保できますね

“snow peak”のテント【ランドブリーズ2】でも試してみました

なおこのテントは後ろにもファスナーがあるので 次の写真のようにポールをテントで挟み込んで立てることができました



このテントの入換えはポールの位置を動かさず テントだけを交換しただけです
なので結構テントがタープ下を専有しています

しかし次のイメージ図のように テント頭頂部がタープ外に出るようにポールⒸを調整すれば タープ下の活動スペースをもっと広げることができると思います 【ベルト】を目一杯伸ばしてポールをⒷの位置に立てても良いようです

では“七角形[heptagon(ヘプタゴン)]”タープである【Vistawing LT】から レクタングラー(長方形)型タープである“snow peak”の【タープルーフTP-102】に換えてみます






イメージ図では次のような感じになる

ただし上の図は次の写真のようにタープが山型になっていない平面に広げたイメージであり 山型になれば平面図の“縦”300cmよりは短くなりますからこの点を留意しておく必要があります

この理屈は【Vistawing LT】タープでももちろん同じです

ではテントを【エリクサー3】に換えてみます

なおこの【エリクサー3】に交換するにあたり タープ下の活動スペースを確保するためテント本体とⒸポールを後方(次のイメージ図中では右方向)に移動させました

そのためタープ中央線を引っ張る【フック付き伸縮ゴムバンド】は 約50cm物1本を追加しています



今回は二種類のタープで試しましたが ⒶⒸのポール用以外のガイロープの本数は 【Vistawing LT】が6本のところ・・・

【タープルーフTP-102】では4本で済みます しかも4本とも【フック付き伸縮ゴムバンド】を使っていますので簡単に短時間で張ることができました

結果 OSSUNの“小川張り”は 見た目なら【Vistawing LT】がカッコイイんですが 設営の簡便さでは“snow peak”の【タープルーフTP-102】が楽かな という結論になりました
まあ今回の試行はこんなもんでしょうねぇ・・・
“小川張り”は雨の日でもテントから濡れずにタープ下に行くことができる便利な張り方ですが タープを引っ張る2本のポール間(上掲イメージ図の“専有長”)が相当長くなります 従ってテントサイトは広いスペースが必要になります この点がリスクになるでしょうね!?
来シーズンに 広いフリーサイトのあるところで“小川張り”をやってみたいですね
おしまい

どんな店なのか見るだけのつもりで行ったので 何も買うつもりはありませんでした
そんな気持ちで店内を回っていると 以前から気になっていた【小川張り】用のテープベルトが置いてありました
※『Coleman』HPから画像借用

しかし“Coleman goods”で凡そ5,000円(税込み)もするんかい!? 「無理だね!」ってスルーして見ていくと 別のコーナーで“LOGOS”の【タープディスタンスループベルト】(以下【ベルト】といいます)を見つけました

長さが“Coleman”より50cm短いなどの違いはありますが まあほぼ“Coleman”と同じような【ベルト】なのに値段が半値に近い2,800円(税込み)だったので 「これは見逃すことはできない 買いだ!」と買ってしまいました

しかし買ったはいいが暫くそのまま放置状態でした
暦は11月も半ばを過ぎ あちこちのキャンプ場が冬季クローズという知らせが入ってきてキャンプに行きにくくなってきました ならばせめて雪が降る前に【ベルト】で“小川張り”を試してみようかと思い立ちました
その昔 そもそもキャンプにタープが使われるようになると 雨天でもテントからタープ下へ濡れずに移動できるように皆さん工夫したくなります
OSSUNもファミキャン時代からいろいろ“もがいて”きました
次の写真は1991年8月に【杜の湖畔公園】でのファミキャンです

タープは600×450の“リッチウェル”のレクタングラー型タープ【レクタープ】の両端各4分の1を下げてその間にテントの入口を突っ込んでいます
次の写真はソロキャンプを始めたころのもので 400×406の“リッチウェル”【ヘキサウイングタープ 小】のテント側を二又化し テントの入口をタープ下に持って来ています

次は 同じブランド“リッチウェル”の600×450のレクタングラータープ【レクタープ】を使って二又化したものです

なお ポールを二本とφ4mm細引きを使って二又化しているのですが その方法は“リッチウェル”のタープを買ったとき(1991年頃)に販売店【アドベンハット】の経営者だった“横山博昭さん”(1994年頃にsnowpeakがヘッドハンティング)が描いたと思われる手書きの説明書が添付してあったので これに倣って60cmの輪を作り利用していました

※画像上でクリックすると別ウインドウに拡大表示されます

しかし現在では簡単に二又化できる器具【“FIELDOOR『二又化パーツ』】がありますが 細引きを使って二又化する方が“ベテラン感”は出ますよねぇ・・・

なおこの【“FIELDOOR『二又化パーツ』】は OSSUNが持っているワンポールテント【ピルツ 7】に使うことにより テント中心に立つポールを無くし テント内を広々と使うことを目的に購入したものです【2021年06月15日【陶芸の里ゆ~らんど】で今年も自粛開けソロキャンプ 【前編】】

また二又化しないで タープとテントを繋ぐ方法もやってました
“snowpeak”の【タープスクリーン・レクタL】を使って【ランドブリーズ】を突っ込ませるやり方

更に“snowpeak”の【リビングシェルS】と【ランドブリーズ】を【リビングシェルSトンネル】で繋ぐ方法もやっていました

まあその後はタープとテントを接続することに拘らなくなって現在に至っています
なお【小川張り】は雑誌等で知っていましたが “機会があればやってみようかな”程度の興味しかありませんでした
そんな中【アルペンアウトドアーズ ザ・モール仙台長町店】で“LOGOS”の【ベルト】を入手したもんだから 急きょ【小川張り】への興味がまた湧いてきたという経緯です
さて 晩秋が過ぎて雪が積もってしまったら【小川張り】を試すことはできません
なので まず場所を探します タープとテントを張るので広いスペースが必要です 仙台近郊で広々と使えるところを探しました
あまり人目に付かない仙台市青葉区内の“キャンプ場ではない”某公園を選びました 普通の公園なので“キャンプ場だ”と誤解して利用する人が出てこないようこのブログではモザイクを施させていただきます あしからずご了承ください
そこで好天になった11月の中旬の某日 出掛けました
早速“MSR”の【Vistawing LT】を【小川張り】で張ってみました

【ベルト】で後ろに引っ張っています

持って来たテントは まず“MSR”の【エリクサー3】です その“フットプリント(グランドシート)”でテントの位置を決めます


【エリクサー3】を配置してみました




次の写真を見て分かるとおり 【ベルト】が長すぎてポールが離れ過ぎています

でもこれは【ベルト】の“アジャスター”で目一杯短くしているのですが 【ベルト】に付いている“ループ”の性で【295cm】以上に短くできないんです

次のイメージ図で説明すると①の長さが最短【295cm】に制限されるので ポールがテントから離れてしまいます なおテント内の赤い四角は“コット”です
※イメージ図の数値はPC上での計測値なので 実際に設営した場合の実測値ではないことをご了承ください 以後のイメージ図も同じ

これでは イメージ図中のⒶとⒷのポールを立てている“ガイロープ”でもスペースを取りますから ④は相当長い距離を専有するすることになります なので狭いキャンプサイトでは使い難い方法だと思われます
そこで④の長さをできるだけ短くする方法として実測最長“671cm”(仕様書長の650cm)の【ベルト】を上図の左端Ⓐのポールからタープの内側を通してみました

なお この“タープ内側通し”は【ベルト】の化粧箱に記載されていたやり方です

※赤丸で囲った物は“ループ”です

このように【ベルト】を使うと長さが②となり【エリクサー3】に近づけられます
※再掲

実際にやってみたところ 【ベルト】を“アジャスター”で調整して更に短くし ⒷにあったポールをⒸのところまで近づけることができました

ポールの位置はこんな状態です

なお前掲イメージ図中③部分には【ベルト】が通っているだけなので タープ中央部が右側へ引っ張られていません なので皺が生じないよう【フック付き伸縮ゴムバンド】でポールまで引っ張っています






タープ下にテーブルと椅子が置けるスペースも確保できますね

“snow peak”のテント【ランドブリーズ2】でも試してみました

なおこのテントは後ろにもファスナーがあるので 次の写真のようにポールをテントで挟み込んで立てることができました



このテントの入換えはポールの位置を動かさず テントだけを交換しただけです
なので結構テントがタープ下を専有しています

しかし次のイメージ図のように テント頭頂部がタープ外に出るようにポールⒸを調整すれば タープ下の活動スペースをもっと広げることができると思います 【ベルト】を目一杯伸ばしてポールをⒷの位置に立てても良いようです

では“七角形[heptagon(ヘプタゴン)]”タープである【Vistawing LT】から レクタングラー(長方形)型タープである“snow peak”の【タープルーフTP-102】に換えてみます






イメージ図では次のような感じになる

ただし上の図は次の写真のようにタープが山型になっていない平面に広げたイメージであり 山型になれば平面図の“縦”300cmよりは短くなりますからこの点を留意しておく必要があります

この理屈は【Vistawing LT】タープでももちろん同じです

ではテントを【エリクサー3】に換えてみます

なおこの【エリクサー3】に交換するにあたり タープ下の活動スペースを確保するためテント本体とⒸポールを後方(次のイメージ図中では右方向)に移動させました

そのためタープ中央線を引っ張る【フック付き伸縮ゴムバンド】は 約50cm物1本を追加しています



今回は二種類のタープで試しましたが ⒶⒸのポール用以外のガイロープの本数は 【Vistawing LT】が6本のところ・・・

【タープルーフTP-102】では4本で済みます しかも4本とも【フック付き伸縮ゴムバンド】を使っていますので簡単に短時間で張ることができました

結果 OSSUNの“小川張り”は 見た目なら【Vistawing LT】がカッコイイんですが 設営の簡便さでは“snow peak”の【タープルーフTP-102】が楽かな という結論になりました
まあ今回の試行はこんなもんでしょうねぇ・・・
“小川張り”は雨の日でもテントから濡れずにタープ下に行くことができる便利な張り方ですが タープを引っ張る2本のポール間(上掲イメージ図の“専有長”)が相当長くなります 従ってテントサイトは広いスペースが必要になります この点がリスクになるでしょうね!?
来シーズンに 広いフリーサイトのあるところで“小川張り”をやってみたいですね
おしまい
今年も“寒河江市いこいの森キャンプ場”へ 【 後編 】
今年も“寒河江市いこいの森キャンプ場”へ 【 前編 】
グリーンパーク不忘 第2エリアで完ソロキャンプ 【後編】
グリーンパーク不忘 第2エリアで完ソロキャンプ 【前編】
MSR VistaWing LT タープ メンテナンス
今年も“寒河江市いこいの森キャンプ場”へ 【 前編 】
グリーンパーク不忘 第2エリアで完ソロキャンプ 【後編】
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MSR VistaWing LT タープ メンテナンス
この記事へのコメント
ossunさん、こんばんは!
いろいろ実践していて楽しそうですね、タープは単なる雨除け日よけ以上にテント泊を楽しむ屋根として大事なものなんですねえ、私もいつもの森の中でどう張ればいいのか考えています(笑
大きいの、小さいの、高さは?張る場所はいつもいっしょなのにこれですから尽きない楽しさがありますねえ。
いろいろ実践していて楽しそうですね、タープは単なる雨除け日よけ以上にテント泊を楽しむ屋根として大事なものなんですねえ、私もいつもの森の中でどう張ればいいのか考えています(笑
大きいの、小さいの、高さは?張る場所はいつもいっしょなのにこれですから尽きない楽しさがありますねえ。
Posted by 凍人 at 2023年12月09日 22:20
>凍人さん
こんばんは~
そうですねぇ~ タープはいろんな工夫ができるところがおもしろいところです
自分なりの張り方を見つけるのが楽しいですね
こんばんは~
そうですねぇ~ タープはいろんな工夫ができるところがおもしろいところです
自分なりの張り方を見つけるのが楽しいですね
Posted by OSSUN at 2023年12月10日 00:59