ちょっと小細工 【トランクカーゴ二段化編】

ossun

2023年06月08日 06:21

【トランクカーゴ】に“仕切り板”を作って二段化してみました

収納品がスッキリ並ぶし収納量も増えたかもね!?
キャンプに行けないモヤモヤ続行中のところ あいかわらず小細工で気を紛らわせています

さて キャンプに持って行くgearには テントやタープ等の大物の他に シェラカップやクッカー ケトル マグカップ カトラリー その他の細々(こまごま)した物があります

OSSUNはそんな細々したgearは 昔から使っている【トートバッグ】に詰め込んで持って行っていました 大体最低バッグ2個にはなりましたねぇ

ところで昨今のキャンプブームの中 数年前から【トランクカーゴ】を使う人が増えてきました

細かいキャンプgearは【トランクカーゴ】に入れれば 持ち運びもし易く車への積み込みもスッキリできますし テーブルや椅子としても使えます

なのでOSSUNも昨年 試しに【トランクカーゴ】を購入しました
30リッター物です

これがあれば これまで【トートバッグ】に入れていた細々した物が結構まとめて詰め込めます

その後 20リッターを2個 30リッターをもう一個 購入しました
これが20リッター物

これが最後に購入したホームセンター【dcm】の30リッター物です

計4個の【トランクカーゴ】を購入しています

便利な【トランクカーゴ】ですが “高さ”がある分 小物類の“入れ方”によっては無駄なスペースができるんじゃね?

その無駄な空間を上手く利用できないかと 30リッターを眺めていてまず気付きました
あれ・・・? 同じ30リッターでも蓋の形状が違ってる! OSSUNが買った【トランクカーゴ】は全部同じブランドで同じ形状だと思っていましたが違うんだ!?

購入時のレシートを基に一覧表を作ってみたところ・・・
あぁ・・・最後の30リッターだけdcmブランドだったんだ!

これが最初に買った【Risu TC-30S】

こちらは最後に買った【dcm DCMTCOD30】

やっぱり古稀が近づいているOSSUNは注意力が低下していますね・・・
しかし【Risu社】の“公式オンラインショップ”を見てみると【dcm DCMTCOD30】は【Risu社】の“スタンダードタイプ”【TC-30】をOEM製造したものだと思われます
ちなみに【TC-30S】の【S】って“スタッキング”の【S】じゃないかと思います

二つの違いは真上からみると形状の違いがよく分かるのに いままで気付かなかったんかい!?

裏蓋もよく見ると違う箇所がありますね 本体部は全く同じに見えます

ところでホームセンター【dcm】では【トランクカーゴ】と一緒に 50リッター用の【トランクカーゴテーブル】も買ってきました 50リッター用は2枚1組(税込み¥1,408)で売っています

“30リッター”の【トランクカーゴ】に“50リッター”用の【カーゴテーブル】とはどうしてか? 【トランクカーゴ】の中段にある段差部に このテーブルを段差の形状に合わせて加工することで“仕切り板”にし カーゴを部分的に二階建てにしようと考えたんです

この段差です


こんなイメージ “段差”に【カーゴテーブル】を引っ掛けて“二階建て”にする計画です

なお【Risu社】の“公式オンラインショップ”では 【トランクカーゴ LOW用仕切り板】を販売しています しかしこの“仕切り板”は【カーゴ】を“横”に分割するもので OSSUNの構想のように上下の“縦”に分割するものではないようです


さて 作業するに当たり サイズをメジャーで実測し 簡単な図面を手書きしました

【トランクカーゴ】の段差部の横サイズが“330mm” 【カーゴテーブル】のサイズが“375mm”なので その差“45mm”の半分サイズ“22.5mm”を両端からカットします

OSSUNはここで初歩的な計算間違いをしています 前掲の写真の計算メモを見ると 45mmの半分は“22.5mm”なのに“27.5mm”と計算しています 割り算を間違っています 小学3年生よりアホです!

この時点で気付いていないので まず右端から27.5mmに墨線を引き

左端からも“27.5mm”で墨線を引いてしまっています

この墨線でカットしちゃいました


さあ これで段差に引っ掛かって二段化になるだろうと カーゴにいれてみたら・・・
次の写真のとおり上下に隙間ができ 左右は出っ張りのために段差にしっかり引っかかりません 当然サイズは寸足らずです

ところで前掲のイラストイメージ図では“仕切り板”で二段化するのは半分ということだったのに “仕切り板”を入れてみるとほとんど全面を仕切っています これも見込み違い こんなことは事前にサイズを測っておけば簡単に予測できたはず この点もアホだ!

ちなみに“出っ張り”がこれ ここに“仕切り板”が挟まって留まっている状態

これでは“仕切り板”に物を置くと不安定で落ちてしまいそうです し 失敗だ・・・この頃にやっと前述の計算間違いに気付きました

く くやし~!!! オレのバカ~!

仕方なく【カーゴテーブル】を買い直しましたよ (`_´;)
でも今度は“30リッター”用のテーブル(税込み¥1,078)にしました こちらは1枚売りです

今回は間違わないよう サイズを計測して しっかり図面を引きました

採寸数値より数ミリほど“大き目”にしました 削り過ぎると今回の失敗のように元に戻せませんが 大き目にしておけば削って微調整すれば合わせられますから

図面に基づいて墨線を引きます

カットします


【トランクカーゴ】の出っ張り部に合わせて凹みを作ります
ノコギリで切り込みを沢山入れます

“彫刻刀”で一個一個取り除いていきます

全部取り除けたらサンドペーパー掛けしています

この作業を左右一対行いました

次は四隅を面取りして丸めていきます


四隅の丸め化はこんなもんかな!?

まだサイズが大き目なので 段差まで下りず 上の部分に引っ掛かってしまいます

切ったり削ったりの微調整を繰り返し 段差部に引っ掛かるようになりました
ちなみに“仕切り板”が裏返しになっているのは こうしないと“持つところ”が無いのでカーゴへの出し入れがし難いためです

では二段化を試してみましょう まず下段に小物を入れて・・・

【仕切り板】を入れてフラット面にします

その上にも小物類を上手く載せられました

上出来です 蓋には“高さ”があるのでその分全体の容量も増えるため もっと小物を入れられると思います

なお【カーゴテーブル】は【dcm DCMTCOD30】に合わせて微調整しましたが 【Risu TC-30S】にもピッタリでした 本体部は形状・サイズとも同じですからね
【Risu TC-30S】にセットした状態がこれ

最初に失敗した【カーゴテーブル】は【TC-20S】用に作り直してみました
【TC-20S】のサイズを計測

失敗した50リッター用の【カーゴテーブル】も計測

( 290mm - 245mm ) ÷ 2 = 22.5mm ≒ 22mm 微調整用に少し大き目にします

両端から22mmに墨線を引きます

50リッターの【トランクカーゴテーブル】は2枚セットの販売なので 2枚とも墨線を引いています 20リッターは2個持っているしね

簡易作業台にセットし墨線の通りカットと面取りします

面取りをやり直したり カンナやサンドペーパーで微調整して完成しました

後は実戦で使い勝手を試してみるだけですが はたして何時になったら出撃できるやら・・・(;_;)

おしまい

編集後記
30リッターの【トランクカーゴ】がもう一つあるので これ用の“仕切り板”も作るかどうかは検討中です


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