Trangia アルスト蓋ハンドル DIY 【後編】

ossun

2023年02月09日 10:05

中編】からの続きです



二つ目の【ステー】作製を始めます

今度は【ピラニア鋸】じゃなく ルーターを使ってみます

ルーターにDAISOの“ダイヤモンドカッター”を装着

まだまだ使いこなせていないので少し心配です
ところで“卓上バイス”を新規購入しています 細かい作業で大型バイスでは使い勝手が悪いのでね

切り込み線が“太っ”!

こちらの除去面にも切り込み線を入れます

“除去面”をラジペンで取り去ります

四角枠から【ネオジム磁石】本体を押し出します

両脇にあるフック穴を2mmに広げ 背中に新たな2mmの穴を開けて・・・

【ステー】ができました

完成です ハンドルの長さがチョット短くなりましたがね

黒い【収縮チューブ】が“いい味”出してますね・・・



その後 出来上がりに満足して“ドヤ顔”で またyoutubeでいろんな方の“ハンドル自作動画”を見ていると 今回のように【ステー】を【Trangia蓋】の下部に取り付けるよりも 上部に取り付ける動画が多いことに気付きました

上部に点ける方法であればハンドルも 内側から外側に向けて一回曲げるだけで済むし簡単かも・・・
こんなイメージです(上から見た図)

今回2個作った内 一つを上部へ付け直してみることにします
試しに 【ステー】に何も手を加えずにそのまま上部に取り付けてみたのがこれ

少し背を低くする必要はあるな

さてDAISOでまた【ミニアク取り】を買おうと行ってみると 【細目アク取り】を見つけました

これだと“柄”が湾曲しておらず真っ直ぐです 矯正する必要がありません 一手間省けるのでこれを購入

早速ハンドルを作ります


折り曲げる位置をマーク

収縮チューブを装着

取りあえずマーク位置でカット

ドライヤーで熱してチューブを収縮

曲げ作業に入ります なお【卓上バイス】を買い直しました 赤い【卓上バイス】はガタついて【口金】の合わせが直線にならないので返品し 別のホームセンターで壊れたものと同じバイスを見つけ購入しています

【卓上バイス】で ある程度曲げたら新規導入した【アンビル】で鋭角に叩きます 【卓上バイス】上で叩くと またバイスが壊れてしまうかもしれないと思い 【アンビル】も新規導入しました

なお 横向きに曲げるべきところ これまでの癖で下向きに曲げてしまっていますが OSSUNはまだ気付いていません

適当な長さでカット


外向きに曲げることから 更に長さを短くカット

曲げる方向が違っていることにここで気付きました 下向きを横向きに曲げ直します


更に長さをカットします

上部付け【ステー】に取り付けてみます

取付け位置が高過ぎるし ハンドルも矢印の板で止められ反対側に倒れません

なので【ステー】を半分にカットします
長さを誇張していますが こんなイメージです

カットラインを引いています

ルーターでカット 慣れていないので切り方が変!


前掲の図中“A部”の左右両面に2mmの穴を開けて使おうとしましたが・・・面が狭すぎてポンチも打てませんでした

なので“B部”を使うことに変更します これなら開ける穴は底面に一つで済みます

邪魔な“羽”はラジペンで除去

ポンチした上で2mmの穴を開けます

できました

【Trangia蓋】の上部に取り付けます

ハンドルも取り付けてみます


ところがハンドルを転回すると 蓋の上面ラインよりも下に傾いてしまいます
原因は下図のとおり【ステー】の“ツバ”部分がハンドルを倒した側に無いのでストッパーになっていないことでした 付ける方向を逆にしたら解決しました

これが逆に付け替えたものです ハンドルが【Trangia蓋】の面と水平に止まるようになりました

これで完成です 下部に取り付けたものと並べてみます


何だか やっぱり下部付けの方がカッコイイ感じがしますねぇ 上部に出っ張りもないのでスタッキングにも邪魔にならず便利ですしね!

久しぶりに この【アルスト】で何か調理でもやってみようかなぁ・・・

おしまい

編集後記
中編】において 作業過程の中程で【卓上バイス】が壊れた原因が【口金】の上で金槌を叩いたので“ネジ”が折れたようだ と推測しましたが その後に原因と思われる点が判明しました

まず電動ドライバ等の作業過程において 次の部品が作業台の下に落ちているのを回収しています

外径は約14.3mmです 何だか馬のヒヅメに付ける“蹄鉄”のミニミニ版みたいです

作業で出た金属片の中に見つけたのですが 作業過程で使った電動ドライバーから外れたものかも・・・と思い メーカーの“Makita仙台営業所”に持ち込んで見てもらいましたが この部品は使われていないとのことでした

じゃあ【ルーター】の部品なのかなぁ・・・などとボ~っと過ごしていた中 たまたま“youtube”で万力を分解洗浄する動画を見る機会がありました

それで判明しました 名前は【クリップリング】というようです

“ネジ”の【口金(可動部)】側に付いている部品でした

ネジが折れたと思っていたのは間違いだったかもしれません これが外れたのが原因でネジが空回りし【口金(可動部)】が動かなくなったのかも~!

最初から分かっていれば万力を買い替える必要は無かったんですけどねぇ・・・(素人あるある)

なお壊れたと思った万力は 赤い卓上万力を購入したホームセンターに廃棄を依頼したので 今となってはクリップリングを付け戻して直るかどうか確認できませんでした

しかし 今回はDAISOから【アク取り網】を何個買ったんだ?(爆)


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