DAISO ダッチオーブン【調理編 飯し炊きの章】

ossun

2023年07月06日 06:57

購入編】からの続きです

では【UNIFLAME 6インチ】と【DAISO ダッチオーブン】で ご飯を炊き比べてみようと思います

どんな炊き上がりになったのか・・・

使用する火器として 【UNIFLAME 6インチ】は下の写真左側の【FIREBOX GEN2 Stove】 【DAISO ダッチオーブン】は右側の同じDAISOの【マイクロストーブコンロ】です

各火器の中には“固形燃料”を乗せるプレートを入れます 過日【マイクロストーブ】用に作製したプレートです【2023年03月16日DAISO【マイクロストーブコンロ】にOption Parts DIY 【作製編】

これを汚れ防止のためアルミホイールで包んでいます

できるだけ火力の条件は共通にしたいので 固形燃料を置くプレートと各ダッチオーブン底面との距離が同じになるようにしたいと思います つまりダッチオーブンに加える熱量にできるだけ差が出ないようします

単に各火器にプレートをセットしただけだと・・・

【FIREBOX GEN2 Stove】では 凡そ74~75mmくらいでしょうか

なおプレートを乗せている“スティック”の位置はここです

DAISOの【マイクロストーブコンロ】の方ではプレートを乗せている“横棒”の位置はここ

ここから上端までは60mmもありません 近過ぎるんじゃネ?

なので “横棒”は使わず 底に置いた“ロストル”の上にプレートを置くことにしました それだと上端まで大体91~92mmでしょうか

高さが同じになるよう“ゲタ”を履かせて調整します
まず【FIREBOX GEN2 Stove】の“スティック”を一段下の穴にセットし直し・・・

その上に12mm厚の木の端材を置いてからプレートを乗せます

これで【FIREBOX GEN2 Stove】が85~86mmくらいか 【マイクロストーブコンロ】との差は凡そ6mm

なのでDAISOの【マイクロストーブコンロ】にも薄手の端材(6.5mm厚 MDF材)を噛ませました

これでDAISOの【マイクロストーブコンロ】の本体板の上端までは約86~87mmでしょうか
※ダッチオーブンを置くのは“焼き網”の上になるので 実際は7mm前後固形燃料に近くなることに後日気付きました 6.5mm厚の端材は不要でした

まあ1~2mm程度の違いはありますが これで行きます!

屋外に各ストーブをセット!

米を二合研ぎました

各ダッチオーブンにそれぞれ米一合ずつ投入!

水量も双方に200cc入れました


米は“一合”を炊くので これまでの経験から固形燃料は“燃焼時間約20分以上”の物が適当です【2021年06月03日DAISOメスティンの蓋を赤く塗装した 【ほったらかし炊飯編】

使う“固形燃料”はDAISOの“30g”物 燃焼時間は“約20~25分” 【メスティン】のアルミ材とは材質が異なり 今回は熱伝導率がアルミよりは劣るであろう鋳物ですから火力が強い方が良いだろうとの思惑です

【UNIFLAME 6インチ】の蓋がズレていますが 後に直しています

前面にも風防をセットし 時刻16:17に固形燃料に着火!

【FIREBOX GEN2 Stove】の固形燃料が先に鎮火 凡そ24分間燃焼しました

DAISOの【マイクロストーブコンロ】の固形燃料が鎮火したのは時刻16:43 こちらの燃焼時間は約26分間でした

そのまま“蒸らし”に入ります

蓋を開けた時刻は双方17:14です  蒸らし時間は33分~31分になりました
見た目は双方とも“つやつや”で米粒が立っています 美味そうです

実は点火後になってから 固形燃料とダッチオーブンの底面とが離れ過ぎてるじゃね?との思いが大きくなり 上手く炊けていないんじゃないかと心配していました でも杞憂でしたね

これは【UNIFLAME 6インチ】のご飯

こちらは【DAISO ダッチオーブン】

【DAISO ダッチオーブン】のご飯から先に行きます では茶碗によそって・・・

いただきま~す パックン! う・う・・・美味~い 上出来で~ス!

こちらは【UNIFLAME 6インチ】 こちらも“いい仕事してますね~”

両方とも美味い 甲乙は付けられませんね
歯応えといい 味といい 炊飯器のご飯よりも美味いんじゃネ?

若干【DAISO ダッチオーブン】のご飯が ほんの少し気にならない程度の“金属臭”を感じたかなってところです

しかしこれは買ったばかりで初めての調理だったので致し方ないのではと思います 使って行くうちに無くなってくるはずです

なお“お焦げ”ですが 両方ともこんな状態でした 薄いキツネ色ってところです
写真がどちらのダッチオーブンの物だったか記憶に無いのですが おそらく【UNIFLAME 6インチ】だったと思います 【DAISO ダッチオーブン】も同じような色合いでした

今回の“炊き比べ” 炊き上がりとしては両方とも上出来な“ほったらかし炊飯”だったと思いま~す!

なお翌日の朝食でも【DAISO ダッチオーブン】でご飯を炊いてみたのですが・・・

厳しい“お焦げ”が出来てしまいました

固形燃料は昨日と同じ【DAISO 30g 20~25分】物を使っているのですが 固形燃料を置いたプレートの“焼き網”までの高さがダッチオーブンの底面に近かったからだと思われます 今朝は60mm足らずという近さでした 昨日の設定より20mm余り近づいています

同じグラム数 同じ燃焼時間 の固形燃料を使っても どれほど炎との距離があるかによっても火力が異なるんだという当たり前の話しでした(爆)

60mm足らずという近さなら“30g物”の固形燃料より火力の弱い【25g 20分~23分物】の固形燃料でも使えるんじゃないかと思います

なので試してみました
【DAISO ダッチオーブン】に“横棒”をここにセットして・・・

“横棒”にプレートを乗せ【DAISO 25g 20分~23分物】の固形燃料をセット
これで固形燃料を置いたプレートの高さがダッチオーブンの底面まで60mm足らずになります

これで炊いたご飯がこちら
ダッチオーブンと接する縁周りのご飯が焦げているように見えたのですが・・・

茶碗に“よそって”みると 薄いキツネ色で先に炊いたときと同じような状態
歯応えや味も申し分ありませんでした 【25g 20分~23分物】の固形燃料も使えます

なおダッチオーブンは そもそもオイルを塗り込んでいるのでご飯粒がオーブンにごびり付くこともなく 一粒残らず“よそう”ことができました この点もメスティン等のアルミ製クッカーとの違いだと思います

【調理編 飯し炊きの章】おしまい

次はいよいよ【調理編 ローストビーフの章】に続きます


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