キャンプでの料理の一つに燻製がありますが OSSUNはこれまでやったことがありません 燻製料理をいただいて食べたことはあります【
2013年10月01日初とことん山 で 初ピルツ Part 2】
これまで燻製を食べるのは吝(やぶさ)かではありませんが 燻製作りにはあまり興味もなく したがって知識もありませんでした
ネットをググッてみると燻製には【熱燻(ねつくん)】・【温燻(おんくん)】・【冷燻(れいくん)】の三種類があるようです 分かりやすいよう図表にしてみました
燻煙時間を考えるとキャンプ場でやるには【冷燻】は向いていないですね
また燻製剤は次のとおり二種類です
アウトドアショップやホームセンター等で見たことがあると思います
スモークウッドはそれ自体が燻(くすぶ)り続けて煙を出します
それに対して スモークチップは別に熱源となる火を用意しなければなりません 燃焼する熱源を用意するということは その熱源の炎が段ボール箱に燃え移るリスクがあります
したがって 段ボール箱での燻製作りにはスモークウッドを使う方が安全性は高いということになりますね~
燻製器が金属製ならどちらの燻製剤も使えるでしょうが お気軽に段ボール箱を使うとなればスモークウッドが適当のようです
では できるだけお金を掛けずにやりたいので まず段ボール箱を入手します 家の中にないかと探してみましたが どれも“帯に短したすきに長し”で適当なのがない
なので買い物のついでに生協で買物客用に置いてある段ボール箱をもらってきました
サイズは・・・
こんな感じ
燻製剤はホームセンターで購入しました 以前から「燻製には“さくら”の香りがいい」という程度のことは聞いていましたので“さくらのスモークウッド”を選びました
ちなみにチップでも値段は同じです
ところで上掲のスモークチップは500gで税込¥382のところ 100均では50gで¥110です スモークチップに関して100均は意外とコスパ低いのかも~!?
では燻製器を作ります まず段ボール箱のフタを立て四角柱状にテープで留めます
食材は 箱をひっくり返して反対側から入れることになります
これに食材を乗せる網は キャンプ道具箱に眠っていたこの二枚です いつか使うときがくるだろうとDAISOで買っておいた物です
ダンボール箱の平面積は 31cm × 31.5cm なので 網一枚では足りなかったんです
網を乗せるため段ボール箱に渡し棒を差し込みますが その渡し棒にはこれを使いました 1㍍のアルミ丸棒です これも以前から家にあったもの
これを真ん中から半分に切断して二本にします
なお 切断面の面取りというかバリ取りしておきました
この二本を段ボール箱の対面する面に開けた二対(つい)の穴に通します
ちなみに穴の位置は次のとおり
なお 23cmという高さは 特に何かルール等があるのではなく 単に参考にしたホームページがそうしていたので真似しただけで~す 横の5cmという長さは何も考えず全くの適当!
穴にアルミ棒を通しました
これに“スタンド付き焼き網”を乗せます
スタンドを起こすとアルミ棒に丁度掛かってズレなくなりました 適当に開けた穴の位置ですが偶然に結果オーライです
しかしこれ一枚では大きな隙間が空くので “民芸焼網”も使うんです
ところが“民芸焼き網”は20cm四方なのでアルミ棒の間隔21.5cmに渡すことができません やっぱり穴の位置が広すぎました
仕方ないのでBBQのステンレス串2本を刺して“スタンド付き焼き網”に引っ掛けます
これで“民芸焼き網”を置くことができました
な~んかこれでも狭くね!? ってことで急きょ網を二段に増やすことにしました
100均の【Can★Do】にこの段ボール箱に丁度いい27cm四方の焼き網があったので購入 ここまでできるだけ出費をしないでやってきましたが ついに燻製剤以外にお金を使うことになりました
二段にするので 当初の穴の位置より11.5cm上に また穴を開けました
なお 11.5cmにしたのは 下段の穴が底面から23cmの高さにあるので 単にその半分の長さにしただけで~す(爆)
上段の穴に通したのは この棒 これは【
2018年09月13日パイプラック【2号機・3号機・4号機】自作】の時にホームセンターで購入した“打ち込みマルカン 350mm”です
そこに27cm角の焼き網を乗せ これで燻製器が完成で~す!
なお燻製器を置くベランダの床面は若干斜めっていますので棒を置いて水平にします
底面用の板の上に 昔どっかで買った鍋敷きを置き
更にその上に やっぱり昔100均で買ったアルミ鍋を置きます
そのアルミ鍋の中でスモークウッドを燻らせるっていうことです 鍋敷きを置いたのはアルミ鍋に入れているとは言え スモークウッドの熱が底板に伝わって焦げてしまうのを避けるのが目的です
なお このスモークウッドには三分割できるよう溝が掘ってあります
その一つのブロックでは約90分燻り続けられるようです
さあこれで準備完璧です いよいよ食材を用意します
【
実践編 その1】に続く
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