ピルツ7のポール交換

ossun

2014年11月15日 15:03

OSSUNのメインテントの一つとして今シーズン活躍してくれたブラックピルツ!

1本のポールで全体を支えるモノポールテントです
でも純正のポールは細過ぎませんか~!
ピルツ7本体の重量はカタログ値で約2㎏で,その大半をアルミ合金製の長さ180cm,直径16mmのポール1本が支えます

ピルツ7のオプションには,ハーフインナーやフルインナー及びフルインナーメッシュがあるので,それらを使う時はその重さもこのポールが支えることになります

OSSUNが持っているオプション品はハーフインナーですが,カタログ値約920gの重さがあるので,これを入れたときの全体の総重量は約3kg近くになります

また,この径16mmポールは幕体やインナーの重さだけではなく,幕体全体をペグで固定したときの張力にも耐えなければなりません

さらに,タープを接続した場合は水平方向への張力も掛かることになります

そんな純正16mmポールをOSSUNが今シーズン使ってきて先日気が付いたのですが,曲がってしまっています!

上の写真で曲がっているのが分かると思います

この16mm径の細いポールでは,ピルツ7をオプションまで含めて支えるのは,やっぱり頼りないです

以上の事情にから代替ポールを購入しました

モンベルの“アルミタープポール180”です 径22mm,長さ180mmあります ピルツ純正のポールより6mmも太いものです


仙台市のmont-bellショップで税込み¥2,468でした

三段でつなぐタイプなので,四段でつなぐ純正ポールと比べると,収納時の長さはどうしても長くなります

つないだ2本を並べてみます


この太さならオプションを含めた重さや張力にも十分耐えることができると思います

そういえば,今シーズンの初キャンプで“弥生いこいの広場”(岩木山麓でシーズンイン!http://ossun.naturum.ne.jp/e2062536.html)に行ったとき,ピルツのセンターポールにヒルバーグタープを接続したのですが,純正ポールでは張力に耐えられそうになかったので,小川キャンパルのアルミスライドポール(廃盤)を使いました


でもこのポールにも先端部に径6mm程度の金棒が付いています
この金棒をそのままテントの頭頂部に刺しても大丈夫か?

ピルツの頭頂部の内側はこうなっています

この構造ならポール先端の金棒にポールエンドストッパーを付ければ大丈夫と思いました

(注:上の写真はモンベルの“アルミタープポール180”にポールエンドを取り付けたものです)

しかし“弥生いこいの広場”の撤収時に見てみると硬質ゴム製のポールエンドをポール先端の金棒が突き抜けていたという記憶があります

また,ハーフインナーを取り付ける場合,インナーの頭頂部はこうなっています

これにポールの先端を刺した上でテント本体の頭頂部にもっていきます
しかし,この大きさではポールエンドストッパーは入りません

ポール先端の細い金棒をエンドストッパー無しで,そのまま刺し込んで使うこともできそうですが,細い金棒が突き抜けてしまわないか心配です

こんな小さな穴に入る細長いエンドストッパーに心当たりはありません
考えたあげく,ホームセンターで“米ヒバ集成丸棒”の径15mmというのを買ってきました 純正ポールよりも1mm細い丸棒です

これを50mm程度の長さにカットし,電動ドリルで金棒を差し込む穴を開けます

ドリルの刃は,ポールの金棒の径とほぼ同じ6.5mmのものです

深さは37mmになりました 先端に13mmの厚さが残っています これくらいないと強度が出ないと思いました

その後,やすりでカット部分の面取りをして完成です

なお,このポールはピルツの純正ポールの長さと同じ180cmといっても,先端の金棒部分を入れない長さです ですから金棒分(約60mm)だけ長くなっています
そこにこのキャップをかぶせると金棒の付け根からの長さは73mm

従って純正ポールより7.3cm長いポールとなりますがこの程度のオーバーならピルツ7仕様の範囲内ではないかと思います
なお,丸棒キャップが簡単に抜けないよう金棒にビニールテープを巻いています

この太さなら,インナーの先端部分にもすんなり入ります

しかし,なにせ集成材でできた丸棒ですから,どの程度強度があるのか分かりません 使ってみたらすぐ割れてしまった,なんてことも考えられますね~

ならば,ポール自体の長さを短くする方法もあると思い,ポール先端の金棒自体を切除する あるいは三段つなぎの最上段のパーツを金棒の長さ分だけカットする方法もあると思いつきました

しかし,今回作った“米ヒバ集成丸棒”キャップを試すこともなく,後戻りできない加工をポール本体に加えるのは危険ですね

取りあえずは,この丸棒キャップを使って試し張りをしてみることが涵養です

さて,青森ではもう雪が降り,県内のほとんどのキャンプ場がクローズしました OSSUNも,もう冬眠するか~?
そして物欲と格闘しながら来年の4月末までの長いオフシーズンを過ごすか

それとも果敢に雪中キャンプに挑むか~!?

検討中です…

(おしまい)


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