段ボール箱燻製 【実践編 その1】

ossun

2020年05月18日 21:17

準備編】からの続きです

それでは燻製を始めます
まず 家にあった玉子でゆで卵を作りました 殻剥きが上手くいっていないのはご容赦くださいませ(笑)

その他 ベーコン 銀シャケ切り身(自宅でぶつ切り) 辛子明太子二腹 蒸しホタテ 豚バラ肉うす切り 皮なしウィンナー

味付けは岩塩のみです

では燻製器に入れます まず下の段には 豚バラ肉 蒸しホタテ 辛子明太子 をキッチンシートを敷いて並べ・・・

上の段には 残りの食材を適当に並べました

さあ スモークウッドに着火します

使っているバーナーはイワタニ・プリムスのマルチガストーチ「TB-71」 相当昔に買った物で最近点火装置が不調なのでライターで点火してます

煙が出てるみたいだし こんなもんでいいかな?

ではフタをテープで留めた燻製器を被せます 午後5時を数分過ぎていました

風でガタつかないよう道具箱を重しに置きました

90分で燃え尽きるはずですが 念のため30分延ばして午後7時ころまで続けましたが まだ大分残っているじゃないかー!?

なお 燻煙を始めて少し経ったころ煙が出なくなったので覗いたところ スモークウッドの火が消えていました そこで鍋敷きをアルミ鍋の上に乗せ 空気がよく当たるように直したんです 後から気が付きましたがスモークウッドの説明書に載っていたんですね~ 説明書はしっかり読まないといけません

さて肝心の食材は上手くスモークされたのか? フタを開けてみます


何しろ初めてなので出来具合が計れません それに時刻も既に7時を過ぎているし夕飯が遅くなってしまいます もうこれで食べます

なんかシャケはナマっぽくネ?

豚バラ肉は裏が白い クッキングシートを敷いたから燻煙が当たっていなかったんだぁ ホタテは色が付いているのが分かりますが 辛子明太子は全く分かりません

これって温燻になってないのかぁ~? 冷燻だったのかもぉ・・・
でも仕方ないので食べました

あ゛~!! チーズ忘れたー!

辛子明太子を食べてみましたが ほぼナマ! 豚バラ肉もホタテも同じ

ゆで卵は半分だけ色がついていました

食べてみましたが 香りはしましたがフツーのゆで卵でした(爆)

今回の総合感想は ・・・・ (-_-;)
な~んか敗北感・・・

二日後 リベンジだ!
本気出します お金を掛けます スモークウッドを燻らせるための“ワイド焼き網”とサイズがピッタリの27cm角の“焼き網”を100均で追加購入


ワイド焼き網は柄を90度曲げて 段ボール箱に入れやすくしました

曲げたことで段ボール箱のほぼ中央に置くことができます なお網を渡す横棒もホームセンターで同じアルミ棒【税込¥250】を購入し スッキリ“おそろい”の渡し棒にしました

食材は 子持ちシシャモ 鶏のササミ 粗挽きウィンナー かまぼこ ちくわ カマンベールチーズ です

ゆで卵は“蕎麦つゆ”に数時間漬けて味付けしました

では燻製器に並べます
下段には“シシャモ”とササミ このやり方が間違っていることが後に分かります

上段にはその他の食材

シシャモとササミは ナマですし 水分を取っておく必要がありますが そもそもテキトーなOSSUNですから 粗塩を振っておけば水分抜けるだろうと安易に考えました

それではリベンジ燻製を始めます

開始時刻は4時15分です

燻煙中・・・

およそ2時間半経過しました

もうスモークウッドは燃え尽きただろう と思って箱を取ると・・・ え゛~!?まだ少し残ってるジャ~ん!! 空気の取り入れ口がなかったから酸素が足りなかった?

しかし腹が空いているので ここで終わりにします 燃え尽きるまではやってらんない!

で出来はどうか? シシャモとササミは・・・まだナマっぽい って言うかナマ!

下段を見ると こちらは“そこそこ”みたいだ

そのまま食卓に並べます

では実食!! シシャモとササミはショッパ~イ!その上 ナマだし~!! 他の食材はまあ美味しくできていました 特にカマンベールチーズは表面は香ばしく中身はトロトロになっていて美味しかった~

ササミは無理して全部食べましたが シシャモは半分残して翌朝の朝食でいただきました ガス台のグリルで焼いてから 焼けば美味しかった(爆)

今回の再燻製の翌日に娘たちとグループLINEでやり取りをしたところ 調理経験のある娘1号の夫君から 
➀ このやり方は冷燻だから加熱が必要な物は予め焼いておかないと危険
➁ ササミは塩水(ソミュール液)に漬けてから冷蔵庫で二日くらい干しオーブンで60度くらいで2時間更に干す
➂ シシャモ(カッペリン)は軽く焼いてから
と指摘を受けてしましました・・・
なお お手軽に楽しむなら 掛けるだけで燻製風になる“くん液”というのもあるらしい

ということは今回の燻製器では“温燻”にはならず “冷燻”だということなんだぁ 燃焼熱源を使わないスモークウッドでは このサイズの段ボール箱じゃ温度は上がらないんですね またシッパイだ~!

それにシシャモとササミで お腹を壊さなくて良かった~

今回の燻製 リベンジのつもりが返り討ちにされた気分!
まあ人間は失敗して成長していくんだ うん! 還暦過ぎだけど(爆)

しかし娘1号の夫君は若いのに物知りだなぁ・・・ スモークウッドがまだ1ブロック残っているから 言われたとおりの方法でまたやってみよう!

(【実践編 その2】へ続く)


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