馬見ヶ崎川 唐松観音前広場でソロ

ossun

2016年07月30日 21:42

平成28年7月17日から唐松観音(からまつかんのん)前広場で一泊してきました
当初の計画では県南方面に行く予定だったんですが・・・

天気予報に振り回されました!
この三連休の天気予報は,曇り,雨,曇り,雨・・・,一体どうなのよ!?

悩みに悩んでいたところ,連休二日目の昼過ぎに女房と買い物に行った生協の駐車場で空を見ると雲の間から青空が覗いてきました

なに晴れ間?しかし,予報では夜9時ころと真夜中の12時ころに雨マークがついています でも三連休を無駄にしたくないので,やっぱ出撃だ~!となりました

当初予定していたキャンプ場までは65km以上あるので,これから準備して出撃する先としては遠いですね なので近場の無料サイト”唐松観音前広場”にすることにしたという経緯です

唐松観音前広場までは,市役所からなら6.16kmしかなく,OSSUNの実家からでも20分掛からないで行けるところです

なお,山形市役所のホームページで確認するとこの広場の正式名称は"馬見ヶ崎河川公園”という名前でした

現地に来てみると,ソロキャンの方がお一人だけでした もっと沢山のキャンパーがいるかと思いましたが,三連休なので皆さん別の立派なキャンプ場に行ってるんでしょうかね…? まあ,その後に男性二人のデュオキャンパーさんが来て,OSSUNを入れて三組のキャンパーになりました

では,さっそく設営します 今回のテントは暑さ対策としてメッシュ部分が多い“エリクサー3”をフライシートなしで使い,雨対策として専有面積が広いリッチウェルのヘキサウィングタープ(小)を張ることにしました

設営が終わったのは17時前ころです なお,前回のスーパーオートキャンプ場と違い,この広場は無料で使えます 管理人さんはいません

炊事場というのはなく,駐車場の端に屋根もなく蛇口が三つ並んでいるだけです これは秋になると,この広場を市民が芋煮会場として使うことの便宜として山形市が設置したものだと思います

トイレは公衆用の立派なのが設置されていて,水洗和式,障害者用は洋式で,ペーパーも備え付けてあり,掃除もきちんとされています

ただし,開設期間は4月1日~11月30日で,冬期間は閉鎖(水道,トイレが使用不可)されていますのでご注意ください

なお,今回もコット寝です

ところで,ここ”唐松観音前広場”は,山の絶壁に建てられている唐松観音のお堂が近くにある他,もう少し下流の河原で毎年9月敬老の日の前日に開催される一大イベント"日本一の芋煮会フェスティバル”で使われていた初代の大鍋”鍋太郎”が,現在隠居生活を送っているところでもあります 何でも少しヒビが入ったんで引退したようです

鍋太郎の”つる”の中に見えるお堂が”唐松観音”です
この初代鍋太郎は,現在使われている直径が6mの二代目の鍋太郎より40cmほど小さいとのことです

さて,この唐松観音は正式には"唐松観音 唐松山護国寺”といい,最上三十三観音五番札所となっているとのことです

やまがた観光情報センターのホームページやその他の情報によるこのお堂の由来は,京都一条殿の息女豊丸姫が,「宝沢村に住む藤原(炭焼)藤太という若者が,姫の夫になる人である」という清水観音のお告げにより,はるばるこの地に来た。藤太と夫婦になって4人の男子を生んだ。源義経の奥州平泉行を助けた金売吉次はその一人という。

その後姫は,都より守護仏として持参した1寸8分の金無垢の観音仏を,唐松山の岩窟に安置して堂宇を建てたのが,唐松観音のはじまりと伝えられている。とのことです

なお,この観音堂のホームページがあるので詳細はこのURLまで

では,そろそろ晩飯の準備を始めます

今回は,実家にあった陶器の火鉢二つを古物商に引き取ってもらうため先日物置から引っ張り出したところ,火鉢に入っていた五徳がキャンプで使えそうなので,試してみることにしています

上の写真の奥の火鉢に入っている五徳がありますが,これと同じ五徳が手前の火鉢に灰っていたんです ただ長さが少し短か目です これを使ってみようと古物商に出さないでおいたんです

SP社の焚き火台”L”に"炭床Pro_L”と焚火台グリルブリッジ(L)をセットし,そこにユニフレームのダッチオーブン台も入れ,最後に火鉢の五徳を入れました なんかいい感じですね~

熱源として使うのは,ロゴスのエコココロゴスのミニラウンドストーブ4を2個と,着火炭というQUICK CHARCOALを6個,それに普通の炭を混ぜています

炭が熾きたら五徳に鉄鋳物のプレートを乗せ,最初に餃子を焼きました

温めるだけの簡単なヤツです

さっ,餃子ができたら,いよいよメインディッシュの鶏のトマトソース煮を作ります
最初に,ナスとタマネギを切っておきます ここで,まだビールを飲んでいないことに気づきました~! 一気に三分の二を飲み干しました~!

さて,調理に入ります まず鶏肉を焼いて焦げ目を付けます

焦げ目が付いたら,切っておいたナスとタマネギを投入!

野菜が"しんなり”してきたらソース登場です!


フタをして煮込みます

20分くらい煮込んだら完成!

さあ,これが今夜のディナーです んっ? 刺身ないな~

餃子は,タレを忘れたので醤油を使いましたが十分美味しかったですし,鶏のトマトソース煮も酸味がほどよく効いて美味しくいただきました

夕焼け空に響き渡るヒグラシの声が夏を感じさせますね~

馬見ヶ崎川でヤマメを獲っていた父子も帰ったようです

天気も大きく崩れることはないような感じです 虫もそれほどいませんね

あっ,と言う間に暗くなりお月さんが顔を出しました

風もなくいい夜です

薪を持ってこなかったし,焚き火台も炭を使っているので,今回焚き火はパスしました

心地よい夜なので,すっかり夜更かししてしまいました

時刻は11時前です オヤスミなさ~い!

zzzzzzZZZZZZZZZZZZZZZZZGooooooooooooooooooooGaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

アサ~!おはようございます 今日も4時ころ起床です

朝焼けの空が綺麗です

いつものように朝の散歩を始めましょう
唐松観音のお堂まで行ってみることにしました

まずこの橋を渡りますが・・・ 一瞬,躊躇しました

最初に鳥居があり登り坂の参道があります

お堂の真下から見上げると結構迫力ありますね~ OSSUNは高卒まで山形に住んでいましたが,それまでこのお堂に来たことはなかったと思います



OSSUNのテントサイトも見えます


テントサイトに帰ってきました

朝は,やっぱりコーヒーから
この時間でこの気温,湿度は計測範囲をオーバーしているようです

地面の草を見ると・・・,こんなに朝露がついています

靴がビショビショになっています

では朝食を作りましょう
今朝は焼きそばです

まず生協で買ってきた野菜パックを開けます これにはキャベツともやし,ニラにニンジンなどがすぐ使えるようカットされて入っています これを半分だけ出してウィンナーを小間切れにしたのを加えて炒めます

野菜がしんなりしたら麺を加えてマゼマゼしながら少し炒めます

人間的に半人前のOSSUNなのに食べる量は二人前です・・・どうもスイマセン!

これに若干の水を加えて蒸し焼きにします

適当なところで火から下ろし粉末のソースをマゼマゼして完成です

鉄鋳物で作った焼きそば,美味かったっス!

チャコールがまだ消えていなかったので,食べている間にお湯を沸かしていました

このお湯で食後のコーヒーを淹れました

今回のキャンプはこの古い五徳の使い勝手を確かめることでしたが,なかなかいいですね~!
炭の上にくる高さも丁度いいし,中間の二本の渡し棒が可動式なので,大きな鍋から小さな鍋ややかんに対応できます

見てお分かりのとおり,ユニフレームの"ダッチスタンド”は高さが足りずチャコールが被さっています

昔の火鉢に使われていた五徳の規格は,古(いにしえ)の人の知恵と経験の結晶なんですね~
また使いたいと思います

それでは,急速に湿度が下がってきましたし,乾燥撤収もしたいので朝露に濡れたものを乾かしましょう この温度は焚き火台の近くだったせいだと思います


さあ,来たときよりも綺麗にして・・・

って,実はここには直火の跡が何カ所もあるんですよ・・・
秋には芋煮会場になるところだとしても今時直火ではやらないでしょう!? なのに,あちこちに焚き火の跡があるのはやっぱりキャンパーさんか?
直火跡には草が当分生えなくなってしまうんだよ!分かってる?

山形市内にあるこの場所は,すぐキャンプしたいときに近くてとても便利なところだと思います
今後もお世話になりま~す!

おしまい


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