青森初キャンプで kitty Rescue!

ossun

2014年04月13日 14:15

青森に来て3か月目,ディですがやっとお初のキャンプです


HILLEBERGの真っ赤なウルトラライトタープが雪解けした常緑樹の林に映えています
3月下旬に来たときの月見野森林公園(3月29日付け“青森市内のキャンプ場状態”http://ossun.naturum.ne.jp/e2030719.html)は,どこがキャンプ場からない状態でしたが,それから2週間以上経っていますので雪もほとんど溶けただろうという期待の下,またこの公園に来てみました

前回は,「月見野」の文字から下は雪に埋まっていたんです この道の奥がキャンプ場です


車でキャンプ場内へは入れませんでした!無理くり入ろうと車で突っ込んでみましたが,スタックしそうになったのであきらめました


歩いてキャンプ場を見に行ってみます
最初に目に入ったのはトイレ棟です


次に炊事場です


やっぱり水はまだ出ません


大分雪は少なくなっていますが,まだまだ残っています




このキャンプ場は,見覚えがあります
以前の青森住まいのとき,偵察に来たことがあることを思い出しました

無料のキャンプ場として,ロケーションや雰囲気はいいのですが,車の乗り入れができない上に駐車場が遠いのが当時のOSSUNにとってのネックだったんです 決して”霊園”が近くだからではありません


この車の乗り入れ問題や,家からの装備の搬出問題を解決するため,青森に来てからキャリーワゴンをネットショップで購入しました


すっごい便利です~!ドッペルギャンガーです

話を戻します
今日は,車でキャンプ場まで入れそうにないので,「月見野森林公園」の看板付近まで車を戻します


どこかタープが張れそうなスペースはないかな~,と探してみます
フキノトウが顔を出していました


雪のない南向きの斜面の比較的平らなスペースにタープを設営しました


HILLEBERGのウルトラライトレッドです 今回が初張りです

以前書いた記事,2013年6月1日付け「“ブラックピルツ” と “VISTAWing” ポチリ!」(http://ossun.naturum.ne.jp/e1664420.html)で,「“HILLBERG”の赤は,色として黒との組み合わせは美しいかもしれませんが,実使用を考えると赤い天井の下にいるのは還暦前のOSSUNとしては落ち着かない感じがします」って書きました

・・・・・

ウソつきました~!(>人<)ごめんなさ~い!!
ピルツ7を使ってみて,Vistawingの黄色も黒いピルツとの取り合わせは美しいけど,やっぱりヒルバーグの赤とも組み合わせてみたい,と後で思い直しオークションで手に入れていました~




さぁ,これも実戦初投入のトランギアのストームクッカーを使ってラーメンを作ります


上の写真にUNIFLAMEの“ミニロースター”の焼き網が写っていますが,この網はクッカーの中にピッタリセットできるので,ケトルでお湯を沸かすときの五徳になることを最近発見しました

寒くはないですが,乾燥してますね~


いつものとおり二袋です (^_^;)


具なしでいただきます


ラーメンを食べていると,ジョギングをしている年配ですが小柄で筋肉質のオジさんがトイレに入っていきました

食後は焚き火をします タープの後ろにある白い建物がトイレです


実は,この薪は去年のエコキャン感謝祭で“くまのプーさん”からもらったものです
たくさんもらったので,今回は半分だけ持ってきました


するとさっきのジョギングのオジさんが戻ってきて話しかけてきました
“トイレから泣き声が聞こえる 赤ん坊じゃないよね? 気になって戻ってきた”とのこと!
な,な,なんですと~!!∑(O_O;)Shock!!
ビックリしてトイレに駆けつけます


女子トイレの便器の中から“ミャギャー,ミャギャー”と聞こえます
こ,これは猫だね,猫の鳴き声…だと思います …だよね!(=^・^=)
だよ! (>人<*)

全然気がつきませんでした ジョギングオジさんと,管理者の市役所に連絡しないとねと話して別れました

このキャンプ場はオープン前ですから管理事務所も閉鎖してますし,休日ですから市役所の担当部署にも連絡がとれません

なので,月見野霊園の管理事務所に連絡したところ“キャンプ場は担当部署が違うんですよ”と断られました 

どうしようと考え,猫が登ってこられるように便器の中に長い枯れ枝を突っ込んでみましたが登ってきません 食べ物としてサラミを2本投げ入れて時間稼ぎです(ちなみに便器の中はきれいにしてありました)

するとこの辺を散歩コースにしているようなおじいさんが来て“昨日から鳴き声が聞こえていた”と言って去って行きました ということは最低でも昨日から落ちたままです 猫の体力は大分弱っているのではないかと思います …お,おじいさん~!

では動物愛護センターはどうかと思い,スマホで青森の動物愛護センターの情報を見てみると休日もやっています

ここに連絡しようと思っていると,突然目の前に若いおまわりさんが現れました 気がつかなかったのでちょっと驚きました

タープを張っているのを怒られるのかと思いましたが,ジョギングオジさんが猫のことを警察に連絡してくれたようです

おまわりさんが便器に落ちた猫を確認し,どう救出するかと悩んでいます
ジムニーで通りかかったご夫婦と思われる方が持っていた段ボール箱の四隅に穴を開け,そこにOSSUNが持っていたタープの張り綱を通してゴンドラ状にして便器に下ろしました

全員での救出大作戦です!!! (`_´)ゞ

こんなボックスです


OSSUNが懐中電灯で照らし,おまわりさんがゴンドラ担当です 猫がゴンドラに乗るまで少し時間が掛かりましたがうまく箱に入ってくれました

Mission complete!\(@^0^@)/やったぁ♪


生まれて間もない子猫のようです


助けてくれた人が分かるんでしょうかね おまわりさんから離れません


おまわりさんが乗ったパトカーからも離れません いじらしいですね…


おまわりさんが,あちこち連絡をとっていたようですが,連れて帰ることはできないようです 動物愛護センターに預けても引き取り手がないと処分されるとのことです

若いおまわりさんは“自然に任せましょう…”と,申し訳なさそうに帰っていきました

もともとこの辺りの猫なら,このままたくましく生きていけよ~!

OSSUNも,猫がまた落ちないようトイレのドアをしっかり閉めて撤収しました

次は一泊で来るぞ~ そのときまで元気でいろよ~

おしまい


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